いくつかの溜息 『もう「大病院」には頼らない』
本日は曇り時々雨。
時々雨が激しく降った。
夕刻には雨は完全に上がり、夕焼けがとても綺麗だった。
FBで遠方の知人が何人も夕焼けの綺麗な写真をアップしていたが、夕焼けの綺麗な時というのは全国どこでも綺麗なのだろうか。
明日は市内のお寺で大きな落慶法要がある。
私は出仕しないが、よそのお寺ながらお天気の心配をしていたが明日は降らないようだ。
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本日は法務2件。
お墓参りの間、殆ど降らなかったのはまことに有難かった。
法事では「理趣経」という長いお経を読むが
子供は正直なもので時々…
「ねえ、いつ終わるの?」
などと親に大きな声で聞いたりする…
先日も法事で4、5歳の男の子がお経の途中で
「長っっ!」
と2回つぶやいた(苦笑)
さらに2回くらい深い深い溜息…
そんなことではひるむわけにはいかないが、その少年が少し可哀そうになった。
たまにテレビを見ていると溜息をつくことがある。
バラエティーとひとくくりにできるような番組の多さである。
暴露話、失敗談…自分の私生活を面白おかしく語っているだけではないだろうか。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、荒々しい感情の起伏を見せられていて最初は面白く感じても、ある瞬間から一気に感情が醒めてしまうことがある。
画面の中で大騒ぎしている人々と自分とをつなぐ糸がぷっつり切れてしまうような感覚である。
企業とのタイアップ、殆どが商品の宣伝としか思えない番組も多い。
製作費が無いというのは分かるがあまりにも露骨すぎて気持ちがひけてしまう。
多分、この溜息はとまることがないだろう。
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年に一回くらい軽い気管支炎のような状態になり、咳が止まらなくなる。
咳以外の症状はないのだが、法事などで読経している時に咳の出るのは少し困る。
N医院に行って、咳止めをもらうとすぐ治るのだが、余り病院が好きではない。
(ちなみにN医院のN医師は尊敬できる立派な医師だと思っている)
長年、東洋医学に関心があって体調が悪くなると自分の体でいろいろ試してみたくなる。
気管支炎などのツボと思しきところが確かに凝っていてやはり興味深い。
ツボというのは左右対称にあるが、右だけとか左だけ反応のあるツボもあったりする。
身体というのは複雑で面白いと思う。
「鍼灸治療基礎学」と「経穴マップ」を手掛かりにお灸(せんねん灸)をしたら症状が2割くらい軽くなった気がするが、やはり完治には遠いので明日はあきらめてN医院に行くことにした。
もう「大病院」には頼らない―東洋医学であっけないほど「痛み」を癒す (講談社SOPHIA BOOKS)
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ついでに手元にあった『もう「大病院」には頼らない』をパラ読み。
「大病院に頼らない」とか「東洋医学であっけないほど痛みを癒す」といった謳い文句は少々誇大か。
だがやはり面白い。
肩凝りの大本の原因は胃腸にある
筋肉をゆるめると脳がリラックスする
ウツ病は便秘を治すことから始める
ストレスで弱っている人、ウツの人は胸狭乳突筋が凝っている
一見、常識からかけ離れたようなことも著書の説明を読むとかなり納得できる。
「鍼灸治療基礎学」は名著との評判が高いが、「もう〜」には「基礎学」に書いてないようなことも丁寧に書かれている。
お灸をはじめとした東洋医学の入門書といったところか。
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