住職フルーティーなり
いつの間にかアキアカネが群れ飛ぶようになった。
昔に比べるとオニヤンマを見なくなって少し寂しい。
お盆過ぎに娘のために捕まえたカブトムシを放してやった。
餌のやり方が悪かったのかフラフラしていた。
すまん…
お盆の後の法務が終わり、昨日で実質的に法務に一区切りついた。
大きな荷物をようやく肩から下ろした気分である。
兼務寺院3カ寺で施餓鬼の法要を行った。
施餓鬼は施食会とも呼ばれるように食べ物を供えるので3か寺分の野菜や果物は相当な量である。
毎食のように果物を食べている気がする。
一回にメロン半個などということまである…
こんな毎日が当分続きそう。
娘もお相伴して毎日のようにフルーツ三昧。
食後に「メロンとスイカとブドウちょうだい!」などと言う始末。
とうとうまくわ瓜のことを
「美味しくないメロン」
などと言うのである…
禅宗の本を読んでいたら、大徳寺を開山した宗峰妙超という禅師の頂相(肖像画)が載っていたのだが、知り合いの禅宗の御住職にそっくりなのである!
今度、その御住職に逢ったら、「あなたは超妙の生まれ変わりなのでは?」と聞いてみようと思っている(笑)
この妙超は傑僧として名高い。
悟りを開いた後に乞食の群れに身を投じていたという。
ところで宗峰妙超はまくわ瓜が好きだったそうである。
妙超が乞食の群れの中にいることを知った花園天皇が役人に高札を立てさせ、某日まくわ瓜を乞食にただで与える旨を布告した。
当日、役人がまくわ瓜を求める乞食の群れに向かって
「脚なくして来たれ!」
というと、乞食の一人がすかさず
「無手で渡せ!」
と答えたので妙超であることが判ってしまったという。
…お見事!
同じフルーティーでも全然レベルが違います(汗&笑)
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