雪模様  舞鶴カフェ 「図説 京丹後の歴史」

【夕方5時頃の境内】



本日は法事2件。


前日の予報では積雪30〜40センチとのことだったので戦々恐々としていたが、積雪は無く一安心。それでも気温低く、風強し。


法事では家でのお勤めの後、お墓参りがあるので、天候が悪いと大変である。


老僧など大雪の日に法事があり、施主さんと二人で雪深い山道を30分以上も登ったことがあると聞いたことがある。



2件目の法事で施主さんの奥さんが「寒いでしょう」と言って黒いショールを持ってこられた。


固辞したのだが、あんまり勧めて下さるので断るのも悪いと思って首にかけたらメチャ暖かかった(笑)。人の情けが身に沁みるとはこのことか…



予報では今年も雪が多いとのこと。


カメムシが多いと大雪」「柚子がならないと大雪」ということが昔から言われている。
今年はカメムシも少なめで柚子もなっていたので大雪にはならないだろう。


信じましょう!カメムシを!信じましょう!柚子を!


夕刻、娘を連れてでかけることにした。


娘は風邪が治りきっていないので風邪菌の多そうな幼児ルームはやめにしてカフェに行くことにした。


本日は松尾寺の流々亭の最後の営業日なので、流々亭に行くべきか、竜宮にできた新しいカフェ“舞鶴カフェ”に行くべきか迷ったが後者へ。


竜宮…というかセレマの後ろ側といったほうが分かりやすい立地(笑)


しばらく前に開店前のこのお店の前を通り、一体なんのお店だろうと思案していた場所である。



建物も雰囲気があり、店内も広くてなかなか居心地が良い。


高台なので市街を見下ろせるテラスも宜し。


ランチもあって、夜はしっかりしたイタリアンの料理がでてくるらしい。


地元に良いお店ができることは大歓迎なので是非、がんばって頂きたいものである。



【「舞鶴カフェ」なので“MY CAFE”!】



京丹後市京丹後市の歴史を刊行することになり、資料を提供したら、献本を頂いた。


タイトルは「図説 京丹後市の歴史」。


当地は舞鶴とも深い歴史的つながりいのある地域なので特に中世の記述は興味深い。



・現在の京丹後市禅宗寺院が多く、浄土真宗寺院が少なく、天台宗寺院が皆無である。

天台宗寺院がもともと存在しなかったのではなく、天台宗のいわれをもつ寺院は少なくない。後に他宗に転向した例が多い。

・中世に真言宗寺院が多いこと

・麻呂子親王の伝承が数多く伝わっていること。


これらの状況は舞鶴の宗教歴史と酷似していて注目される。


私に知識がないので判断できないがもうひとつ興味深い記述は、当地には行基の伝承を持つ寺院と麻呂子親王の伝承を持つ寺院があり、これらは麻呂子親王を伝承を伝えた一派と行基伝承伝えた一派が別に存在していたという。


この点については舞鶴での検証が必要かもしれない。



舞鶴の歴史を探訪するうえでも隣接した京丹後の歴史を知ることが大切であると改めて思った。


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