スーパーおばあちゃんは御近所さん Skypeにて… 聞くことの大切さ

長生きしたけりゃ肉は食べるな

長生きしたけりゃ肉は食べるな


最近、若杉友子さんという方の本をよく見かける。


今日も本屋に行ったら著書が3冊も平積みされていたのでじっくり手にとってみた。


著者は76歳にして白髪が無し、老眼無し、病院に行ったこともないという。


若杉氏の主張されているのは玄米を中心にしたマクロビテックという食事法である。


確かに玄米を食べると少量でも満腹感があって身体が喜ぶ感じがする。


ただし…


マクロビオテックは肉食に否定的だが、肉を多食していた沖縄が長寿地域だったことは少し矛盾する気がする。



年長者は適度に肉食したほうが健康には有益だと思っているのだが。



著者はこの食事法の普及に生きがいを感じておられるようだし、とにかく考え方が前向きでパワフルである。


多分、そういう生き方、心の持ち方の人は長生きにつながるのではないかという気もする。


著者は綾部に住んでおられるのだという。すごい御近所さんではないか。




古い友人が禅宗で出家されている。


ひとつのお寺に留まらずいろんなお寺のお手伝いをされ修行を続けておられる。


年齢は私より若いが立派な方だと尊敬している。



現在はアメリカにあるお寺にお手伝いに行っておられる。



先日、着任早々にSkypeで連絡があった。



Skypeは音声も画像もクリアで便利なものだと感心した。


「住職である兄弟弟子を紹介します」と言われて対面したら…


アメリカ人の尼僧さんだった(驚)


私は「兄弟弟子がアメリカにお寺を開かれた」と聞いて日本人の男性僧侶がアメリカにお寺を開かれたと勘違いしていたのである(苦笑)


御住職のお名前も何度か伺っていたのだが、僧名を聞いても性別も、もちろん国籍も分からなかったのである。


いつも早とちりであるが自分でも笑ってしまった…



お坊さんのための「仏教入門」

お坊さんのための「仏教入門」


先日買った「お坊さんのための仏教入門」を時々読み返している。


このなかに寺庭婦人の役割として相談者の話をじっくりと聞くことの重要性が書いてあった。



お寺というのは相談を受けることが多い。


最近は傾聴などという言葉も使われるようになったが、相手の方の話をじっくり聞くというのは本当に大切である。



著者によれば相談があった場合、特に女性からの相談では自分の意見を言わずにひたすら聞くことが大切なのだという。



話すということには男女差があって男は解決することをもとめるが、女性は話をして聞いてもらうことが大切なのだという。


私も時々相手の話を聞いていて言葉を挟んでしまうことがあるが、やはりじっくり聞くということは大切なのだろう。


実際後から考えると、最初に聞くという姿勢に徹したほうがいろんなものごとが上手く解決したという感覚がある。



時間をかけて相手と話しているとなんともいえない心の交流のようなものが生じてくることがある。



温かい空気のようなものがじんわりと巡りはじめるような感覚である。


そうなると話しておられるかた御本人が解決法を見つけられることもある。


お寺というと説教や法話のように話を聞く場所というイメージがあるが、実は話をする場所でもあるのかもしれない。


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