マクレーンあまちゃんに敗北す
お盆が無事に終ったので少し気が大きくなり…
普段はレンタルで旧作しか借りないのに、清水の舞台から飛び降りるつもりで新作「ダイハード4 ラストデイ」をレンタル。
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マクレーンがロシアへ行く…面白そう!と思ったのですが…
残念ながらシリーズ最低の作品ではないでしょうか。
これまでは刑事として自国の平和を守るという大義名分があったのですが、
今回はかなりプライベートな理由でロシアに出かけます。ここがひとつめの失敗かと。
CG映像でこれでもかと見せ場を作るのですが、どこか虚しい。
しかも全体で90分と短い…私はまだ最後に大きな山場があると思っていたのでかなりがっかりしました。
星5つで満点なら2個半でしょうか。
あまちゃんなら4つ半は星とってますよ。
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マクレーンは息子と関係を修復するのですが、『家族の再生』という日米のドラマ、映画で繰り返されているパターンに陥っていますね。
これまでの「ダイハード」でもこのテーマは語られていたのですが、マクレーンより息子が活躍しすぎていて、主人公がタフネスさを発揮できなくなっているきがします。
多分、そこでキャラクターのバランスが崩れたのではないかと言う気がします。
マクレーンの息子がマッチョなタフガイではなく、シリーズ3作ででてきたようなどこか頼りなげなオタク青年ならマクレーンも活躍できたでしょうに。
先日の「あまちゃん」も主人公のために家族が一丸となってプロダクションを立ち上げ、バラバラだった家族がひとつになるという展開でした。
昔のホームドラマのように家族関係が磐石で小さな事件が起こってもそれが収束すればまたもとの家族関係に落ち着く…という展開は在り得なくなっているのですね。
私たちは家族がバラバラであるという設定に説得力を感じてしまう…そのことは少し寂しいことなのかもしれません。
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