第2章は怖さ2倍? 見えない身体

 


パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT [DVD]

パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT [DVD]




先日、くろこま様からお勧め頂いた「パラノーマル・アクテビティ 第2章」をレンタル。


30分ほどして用事が出来たので、一旦再生を停止してまた見始めようと思ってら、
いくらやってもエラーになる…


これがパラノーマル・アクティビティ(超常現象)か!


とちょっと怖くなりましたが。


パソコンを再起動したら直りました…


観終わっての感想は


怖かった…


随分ホラー映画は観ましたが、上位に入る怖さでした。


もう少し厳密には、怖いというよりある種の不快感、後味の悪さ、不愉快な余韻の継続でしょうか。



唯一欠点を挙げれば女優さんが綺麗すぎたこと。


もっと地味な顔立ちの女優さんなら凄みが増したでしょう。


その点だけ残念。


鍼灸の挑戦―自然治癒力を生かす (岩波新書)

鍼灸の挑戦―自然治癒力を生かす (岩波新書)



お盆を終ってから10数冊の古書を買ったが


岩波新書の「鍼灸の挑戦」は面白かった1冊。


全国で精力的に活動されている鍼灸師の方数十人の方の活動、インタビューをまとめたもので鍼灸の世界の奥深さと広がりが分かる。鍼灸家の列伝というところか。


鍼灸は通常の医療に比べて費用対効果の面で優れており、応用範囲も無限といっていい広がりを持っているので、アメリカでは日本以上に研究と普及が進んでいる。


人口のの高齢化や医療費の増大に伴い、鍼灸に対する要請は大きくなるだろう。



一読して施術者の人間性や熱意と技術が一体のものであるという印象を受けた。




幻肢という現象がある。



事故などで四肢を失った人間が失った肢体の感覚を持つことをいう。



腕がないのに指先の感覚がある…なんとも不思議な現象である。



無いはずの指も1本づつ動くし、失った四肢に激しい痛みやかゆみなどを生ずることさえあるというから不思議である。



本書によれば腕の無い人間のツボと思しき部位に鍼を置いたら、そのツボに対応するように体に変化が生じたというのである…


人間は自分の体を自覚していると思い込んでいるが、
鍼灸ではツボやツボのネットワークとしての見えない身体を前提としている。


鍼灸が効くということは見えない身体が存在していることをごく日常的に利用していることなのだろうか…そう考えると生きていることの不思議を改めて感じずにはいられない。


パラノーマルな現象というのは決して特殊なことではないのかもしれない。


ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)






.