除夜の鐘を聞きながら

  


今年も除夜の鐘の音と共に年越しのお勤めを本堂で終え、庫裡に帰ってきた。




除夜の鐘といっても当山の鐘ではなく最寄りのお寺の鐘の音である。


当山にも江戸時代の鐘楼があるのだが、少し構造が複雑で、鐘もごく小さなものなので、除夜の鐘としては相応しくないのが残念である。




本堂で読経しながら今年出来たことできなかったことが沸々と頭の過ぎった。


出来なかったことのほうが多いが、それでもいろんな方に助けて頂いたことがしみじみと感じられた。



読経しているとお参りの方がちらほらこられる気配が堂内に伝わってくる。



何がツライかというと…



柏手のパンパンという音が聞こえること…


ここは寺ですよ


読経しながらツッコみたくなる。


ま、いいか…



真言宗神仏習合なのでおおらかに受け入れることにした。



何はともあれ…



来る年が皆様にとって素晴らしい年でありますことを祈念申しあげます。


                           合掌

                   金剛院 住職  九拝


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