余寒 ニセから揚げ 三橋貴明さんの本 筋肉疲労

 
朝からトンビやカラスが騒がしく鳴いていた。


庫裏の玄関から出ると上空をトンビが何匹も旋回していた。
鳴き声といい、悠々と旋回する飛び方も見ていて気持ちがいい。
翼の先がいくつにも分岐して見える姿も実にカッコイイ。

どうやら池から引き上げた鹿の死骸に群がっていたらしい。
動物の死骸は放置しておくと数日で骨だけになってしまう。




まだ4、5日は10以下の気温が続く見通し。

本日も時々雪が舞い降りた。
午後から時々本格的な降りになり、境内の一部はうっすら雪化粧したところも。

幼稚園から帰った娘は大喜びで雪の降る中へ駆け出していった。





本日の夕飯は大豆たんぱくのから揚げ。

これがから揚げ粉をつけて油でフライにすると味といい食感といい鶏肉そっくりなのである。これには少し驚いた。根菜の味噌汁と水菜のサラダも美味でした。

商品名が「鶏肉みたいな肉らしい豆な嫁」ってのはどうかと思いますが…
発売元は丸久物産。

丸久物産】http://www.marukyu-ishop.com/
                                              

                                              

図解 それでも、日本経済が世界最強という真実

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 三橋貴明さんという方の本が面白いと聞いたので密林の古書で注文。
よく売れている本らしく安かった。

グローバル化しないといけないと主張する識者がいるが、韓国が悪い意味でのグローバル化の見本だということがよくわかった。日本も用心せねば。


筋肉疲労が病気の原因だった!?―驚異の触手療法

筋肉疲労が病気の原因だった!?―驚異の触手療法

 

宗教には様々な呼吸法が伝えられている。

呼吸法の基本は静かに長く吐くことであると思う。
それによって意識の沈静化や免疫力の向上、副交感神経の活性化することなどが知られている。


実際、興奮したり緊張すると呼吸が短く、荒くなるし、息を長く吐くと心が落ち着いてくるのが感じられる。


心をコントロールする…言葉で言うはたやすいが、至難である。


それに対して呼吸という随意運動を通じて心にアプローチしていくというのはきわめて合理的な方法ではないだろうか。


蔵書を整理していたら「筋肉疲労が病気の原因だった」という本が出てきた。
随分前にブックオフの100円コーナーで買った記憶がある。


昨年、蔵書を大量に処分して、この本も疾うに処分していたと思ったのだが、最近、友人にこの本が密林の古書で5000円で売られているときいて、気になっていたのである。整理が悪いのもたまにはいいことがある。


著者の福増一切照(ふくますさいしょう)氏は医学博士として人工心臓の研究に没頭し、人工心臓を埋め込んだ牛の存命期間の世界最長記録を達成した。その後東洋医学への関心から筋肉の疲労を回復させることで病気を治療する接触手療法の研究と実践に取り組むが、惜しくも急逝された。


人間の筋肉には腕や脚を自分の意識でコントロールする随意筋と、心臓などを動かしている不随意筋がある。交感神経が興奮すると現れる身体症状のなかで代表的なものは血圧の上昇と筋肉の緊張である。

筋肉がストレスなどによって慢性的な疲労状態になると自律神経に大きな影響を与えるのではないかそこから血行やリンパの流れの影響が及び様々な病気の原因となるのではないかといのが著者の仮説である。


精神的な緊張ということを考えると日本人はとにかく生真面目である。これは筋肉が常に緊張していることを意味している。



私なりの考えを述べると、精神的疲労と慢性的な筋肉疲労は複合していくのではないかという気がする。普段ならどうということない一言も疲れている時に言われると膝が折れるほどショックだったり、無性に腹が立つという経験は無いだろうか。

心身の疲労が蓄積した状態だと、心身がさらに疲れやすくなるとうスパイラルがあるのではないか。

この著者の面白いところは筋肉の疲労をとるのに強く揉んだり、押したりするのではなく、あくまでソフトに触れることを重視していることである。そのことによって筋肉が疲労していることにを自覚させるのだという。この考え方は私にはとても理解できる気がする。

喜びや気持ちいいという感情は筋肉を緩ませ、逆に怒り、恨み、恐怖、不安などは筋肉に悪く作用するという。これも納得のいく話である。


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