たこ焼き食べたい!  布教冊子

 





JRで出かけると、帰りは夜8時前後のことが多い.


その時、いつも店の前を通るたこ焼き屋さんが気になっていた。


ちょうど小腹のすく時間で、「あのたこ焼きを食べたら美味しいのでは…」といつも考えていた。


ただ店舗の位置が車をとめにくいところにあって、いつも買いそびれていた。


本日も家族に駅まで向かえに来てもらい、店のそばまできたところでに無性にたこ焼きが食べたくなった。とうとう少し離れた場所に車を止めて買うことにした。



店ののれんをくぐるとメニューを見て「たこ焼き8個入り」を注文。


ところがまてど暮らせどたこ焼きがでてこない…


おかしい…

カウンター越しなので手元は良く見えないが、鉄板を2枚つかっているような雰囲気もある。やたらとジュウジュウ音がする。黙々とたこ焼きを作る店主…


鉄板2枚って…


ジュウジュウ音がしすぎ…


なぜだ…


もしかして…


「たこ焼き8個入り」ではなくて、「たこ焼きを8皿」と間違えているのか…


そんな妄想がどんどん大きくなってマックス状態のところで…



「たこ焼き8個入り」が出てきた。


なぜあんなに時間が…


家に帰って頂いたたこ焼きはソースも生地もとっても美味しかった、また買いに行こう!





法事では簡単な法話をすることにしているが、時間も5分ほどだし、到底意を尽くしているとは言い難い。


真言宗についてこれくらい知っておいて頂きたいこと2、30ページの冊子にして配布できればと前から考えているのだが遅々として進まない。


お経といえば「般若心経」だが、全ては空であると説くこのお経をどう説明したらよいのだろうか。


全ては空である…といわれても、普段の生活とはなんの関係もないではないか…


だが般若心経を素直に読めば、空であることを悟ることにより悩みや苦しみを超えることができることになる。


誰にとっても悩みや苦しみを超えるとは魅力あるテーマではないだろうか。


それをどう説明すべきか…


そして「理趣経」。


理趣経真言宗の根本経典であり、葬儀、法要、法事などあらゆる場面で用いられる。


しかし、このお経の真髄を簡単に解くのは簡単ではない。


そのまま読めば殺人たセックスを肯定していると誤解されかねない部分があるからである。


その点で多くの誤解を生んだお経であり、空海最澄という2人の天才が袂を分かったのもこの「理趣経」が大きな原因だったとされる。


私が何かを書くといっても、このブログにヨタ話を綴っているレベル以上のことは書けないし、何しろ誤字脱字だらけなのでこれも心配である。




すべては空であると哲学を語る「般若心経」と殺人や男女の交わりにまで言及する理趣経は共に般若経というひとつのグループに属している。


一見、全く性質の違うようにみえる2つのお経が非常に近い関係で、いわば親戚であるとうのも実に面白い。


お経に関する知識というのは、いろんな書物を引用すれば簡単にかけるが、そこに生活や感情との接点をもとめようとすると途端に難しくなる。


そこのところをどうクリアできるかで少し悩んでいるところではなる。



この悩みも空と観じることは可能であろうか…

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