天橋立ビューランド  座禅ガール 穏やかな雨

  

先日は宮津に立ち寄りだけ天橋立の界隈を散歩。


曇天だったのが幸いして暑すぎずしのぎやすいので大助かりだった。


子供連れということでお約束の天橋立ビューランドへ。



ゆるーい雰囲気の場所だろうと予想してで出かけたら…


そのまんまゆるい遊園地でした。


嗚呼、昭和の香り…


ゆるい遊具達…


【このヘリコプターが宮津で一番面白かったとのこと。子供ってそんなものなのね…】


この地は飛龍観といわれるだけあって天橋立のベストビューポイントの代表である。

絶景と呼ぶに相応しい。子供連れでも子供連れでなくても出かけて損はない。




神の世に 神のかよいし 跡なれや 雲居につづく 天橋立



天橋立ビューランド】http://www.viewland.jp/





近畿は例年より3日早く入梅


しとしとという言葉がぴったりくるような穏やかなな雨である。


雨音を聞いていると心が穏やかになってくる。


坐禅ガール

坐禅ガール



「座禅ガール」という本の書評が「月刊 住職」に載っていた。


作者は田口ランディさんという気鋭の女性作家である。代表作は「コンセント」。
聖性や霊性、不可視の世界への関心が高い方のようである。仏教者との対談も上梓されている。


コンセント (幻冬舎文庫)

コンセント (幻冬舎文庫)



機会があれば読んでみたい。どうせなら「密教ガール」という本も書いてもらいたい。


日本人が仏教にもっているイメージのひとつは『座禅するお坊さん』ではないだろうか。


お釈迦様も菩提樹の下で座禅瞑想されて悟りを開かれたとされる。


座禅というのは仏教の根本に関わる行法なのである。


昨年、某自動車メーカーが座禅する禅僧の周りを挑発的に高級車で走りまわるというCMを製作していたが、仏教以外の宗教で同じように聖職者の周りを車で走り回るCMを放映したらたちまち不買運動が起こるだろう。このCMにはちよっと腹が立ったぞ!





「悟り」を「覚り」と表記することもあるが、「悟り」というと特別な境地に至るイメージがあるが、「覚り」だと今あることに改めて気がつくというか、何か覆われていたものが外れるイメージがある。


既に確としてあるものに気が着けない状態から脱するというのは仏教の要諦のひとつではないかという気がする。



穏やかな雨の降る日に座禅をするというのも悪くない。



ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)






.