悪徳のなかの美徳  

昨日で松尾寺の彼岸法要への出仕も無事終った。



昨日は中日で天候にもめぐまれ参拝が多かった。



法要の前にロウソクや線香を点じるのが若輩の務めなので、早めに本堂にあがって法要の準備をしていると、娘のクラスメートが両親と一緒に参拝されていたのを見かけたので少しお話した。



松尾寺は市内はもとより、福井など隣県、京阪神からのお参りも多い。



市内を車で走っていると視界に青葉山が入ることがある。



青葉山と松尾寺がこの地域の信仰の中心であったことは間違いないだろう。



参拝者も随分と高齢化した印象を受けるが、このお寺への信仰がいつまでも続くことを願っている。





呆れる議員特権 信じたくないホントの話

呆れる議員特権 信じたくないホントの話





かの議員さんの問題をきっかけに政務活動費の問題がクローズアップされている。



今朝も領収書を改竄したという別の議員が槍玉に挙げられていた。
どう考えても氷山の一角にちがいない。



政務活動を名目に給与の水増しが行われていたといわれても仕方がないだろう。



ちなみに国家議員は毎月100万円の「文書交通滞在費」なるものを支給されている。



こちらは渡し切り!で領収書も報告書も必要がない。
この「文書交通滞在費」をマネしたのが政務活動費なるものともいわれる。



このことについては5年ほど前にブログに書いた。

【参考】http://d.hatena.ne.jp/burogubou/20090109



さすがというべきか大阪府知事の橋下氏はこの「文書交通滞在費」にすかさず噛み付いていた。この問題についてはもっと頑張ってもらいたいし、応援したいところである。



ところでかの議員さんだが、新聞やテレビで写真が紹介される場合、大半は耳に手を当てた写真である(笑)



それも片方の耳だけ手をあてているのと、両方の耳に手を当てているのと2つのタイプがあるので笑ってしまう…



税金を詐取した罪は大変に重いといわざるを得ない。




しかし…



もしかの議員さんの件を発端として全国で政務活動費の透明化が進んだとしたら、実はこの議員さんにも功徳というべきものが生じるのではないだろうか…とそんなことを考えた。



繰り返し報道される記者会見はあまりに無様だが、あの強烈なインパクトがあったからこそこの問題が一挙にクローズアックされつつある。



もしかしたら普通に議員としての活動をおこなったときよりも、この問題を通じて“社会に貢献できた功徳”は遥かに多きいのかもしれないのである。




私が不思議なのは改竄されていることを半ば承知してみてみないふりをした行政担当者の責任はどうなのだろうか…ということ。



添付された領収書などの書類をチェックするのは行政の仕事だが、よほど巧妙なものは別として、明らかにおかしなものも多数あるとされる。できれば行政の責任にまでまで論が及んで欲しい。



我々民間が行政から助成金などを受け取るには全体の経費の何割かしか交付されないし、領収書の添付をはじめ縛りが多いのと対照的である。



今朝も領収書を改竄したとされる某議員氏が取材陣を振り切って逃げるのをカメラをもった取材人が追いかける…という映像が面白おかしく報道されていた。



かの議員さんの会見のようなどこか見世物めいたものを求めているのが見え透いていて気持ちが醒めた。



取材するほうもどこか上から目線なのが気になった。


最近気になるのは自分は安全なところに身をおいて相手の非に遠慮なく石を投げるタイプの人も多いことである。



この某議員さんもどうせならひらきなおって「テレビのプロデューサーのなかには交際費を使って毎年何千万も豪遊する人物がいると聞きますが事実ですか?」といってあげれば面白かったのだが。


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