イタズラ電話 ミカン甘いか酸っぱいか
外出から帰ってくると家人が「イタズラ電話があった」と話しているのが聞えた。
電話が鳴ったので電話口にで出るなり女性の声で「風邪を引いたの」と相手が言ったらしい。
親戚の娘かと思ってしばらくしゃべっていたそうである。
しばらくしてその電話は切れたそうだが…
「風邪引いた」といって掛かってくる電話といえば…
いたずら電話ではなく…
「典型的なオレオレ詐欺」じゃないですか!
とりあえず何の被害もありませんでした。
山寺は隙だらけです…
1人暮らししている頃に実家から届いた小包のなかにミカンが入っていたことがある。
小粒でシワシワの不細工ななみかんだ…と思ったのだが食べてみると市販されているのとは全く違う濃厚な味にびっくりしてすぐに食べつくしてしまった記憶がある。
そのミカンは兼務寺院の境内にあったミカンの木から収穫したものだった。
動物の被害に遭ってそのミカンの木もなくなってしまったが、この山寺にも庫裏のそばに1本だけミカンの木がある。何の世話もしていなくて、よく言えば無農薬栽培ということになろうか。
このミカンは収穫した当初はとてもすっぱくて食べられたものではない。
ところが収穫して正月頃から節分の頃まで置いておくと皮がどんどん薄くなって果皮に皺がいくようになる。皮の下にあるさのうの形が分かるくらいになってくる。
市販のミカンの皮は厚くてフカフカしていて、しかも実との間に隙間ができているものが多い。全然違うのである。
ミカンの木の種類が違うのかそれとも他の条件の違いなのかは良くわからない。
市販のミカンは置いておいたからといってそんなに甘くはならないはずである。
この自家製の無農薬のミカンを収穫して置いておいておくとびっくりするくらい味が濃厚になるのである。
思い出してみると昔の柑橘類はかなり酸っぱかった。
夏みかんもグレープフルーツも砂糖をかけて食べた記憶がある。
それらも品種改良によって随分と甘くなった。しかし甘くなり、収穫が増えたことと引き換えに失われているものもあるのかもしれない。
【山崎様オススメの動画です。自分ならトラックに急に幅寄せされたらびびってしまいそうです。】
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)
.