大雪小雪 鉄拳×「ベイマックス」 幽斎の位置
昨夕から本格的な降雪。
数日前には山間部で40センチの大雪といわれながら空振りだったので、今回も似たようなものかと油断していたら予想外の大雪である。
境内の向かいから三重塔を写真を撮ろうと思ったが雪が深すぎて断念。
「大雪小雪」というが「大雪になる」と言っても、「今日は小雪だね」などという使い方はしない、昔はそういう言い方もあったのだろうか。
雪かきしていると地面のすぐ上に積もった雪は半ば溶けかかってシャーベット状になっている。
かなり地温が上がっているからだろう。やはりすぐそこまで春は来ているようである。
鉄拳氏がテレビに出ているのみた娘が…
「バットマンだ!」
…似てるけど(笑)
テレビで鉄拳氏の作ったディズニーの「ベイマックス」のPVを流していた。
季節の描写に日本人の感性みたいなものが感じられた。
亡くなった人への温かな愛情のようなものに思わずホロリとさせられる。
人が亡くなって哀しいというのは、その人への愛情と等価なのだと思っている。
悲しめる人というのは愛情の深い人なのだと思う。
きっと鉄拳氏は心の優しい人なのだろう。
鉄拳氏の奥さんが一生懸命作画を手伝っておられてお疲れらしいから「せんねん灸」を教えてあげたいと思った。
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細川幽斎というのは興味ある人物である。
いくつかの自治体が幽斎を大河ドラマにとりあげるべく活動しているらしい。
何しろ幽斎は足利義満、信長、秀吉、家康…これらの天下人に仕えて政権の要となりえたのだからよほど使いでのある人物だったのだろう。普通ならどこかで失敗して歴史の露と消えるはずである。
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先日、図書館で借りた「戦国武将と連歌師」を読んでやはり少し考えが広がった。
連歌について語られていることの多くが、幽斎の和歌にも多く当てはまっていると感じたのである。
歌学や歌道に精通しているということは単に知識や芸能だけを意味するのではなく
多くの大名や公家と情報交換の場をもっていたことになるからである。
幽斎は恐らく朝廷に非常に太いパイプを持っていたにちがいない、そのことがこの武将が重用された大きな原因ではないかと考えられる。
戦国武将にとって連歌師、芸能家、茶道家、僧侶などはしばしば有能なブレーンでありやメッセンジャーでありコーディネーターの役割を果たしていたようである。
幽斎を主演にしたドラマをみてみたいが華々しい合戦などの見せ場にに欠けるのがやや難かもしれない。
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