ユキムシの飛ぶ頃 がっかりしたこと
5年ほど前までは11月といえばストーブを焚いていた記憶があるが、今年の11月は異例の暖かさである。
昨日など作務衣の下はTシャツ1枚で楽々と過ごせた。
寺務所の窓から外を見ていると白い小さなユキムシが飛んでいるのが見えた。
雪が降るという実感をもてないまま冬の到来を迎えようとしている。
漢和辞典を見ていたら「鹿」という字を「品」のように3つ重ねた漢字があった。
音読みは「ソ」。粗いとか粗末という意味である。
最近、やたらと鹿を見かけるのでこんな漢字が眼につくのだろう。
何十年か前よりも野生動物が増えているというのはある意味不思議な現象である。
今朝は7時頃からしきりにロケット花火の音が聞えた。
近所にサルが出没しているらしいのだが、我が家なら数発花火ですむところ30分近くロケット花火の音が続いた。
よほどしつこいサルが来たのだろう。
地元にEXILEは来ませんが…
エグいサルは一杯います…
大乗経典の誕生: 仏伝の再解釈でよみがえるブッダ (筑摩選書)
- 作者: 平岡聡
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/10/13
- メディア: 単行本
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図書館で平岡聡「大乗経典の誕生」(筑摩書房)という本を見つけた。
大乗経典と初期経典との間には大きな飛躍があるが、初期仏典と大きく異なって見える大乗仏典も実は初期仏典の仏陀の伝記を元に作られているのではないか…という問題意識から書かれた作品で、実に面白そうだ思ったのだが、実際に読んでみると論点がすっきりしない。その意気や良し、されど…(笑)
最近、がっかりした話。
10月30日に「朝イチ」に小椋圭氏がプレミアムトークに出演されるというので楽しみにしていたのだが…
小椋氏が「悟りなんて嘘っぱちで迷いがあっての人生だ」というようなことを実に堂々と主張されていたのでかなりがっかりした…
数千曲を作曲した日本を代表するシンガーソングライターの口からよもやそんな言葉が出ようとは思わなかったのでまことに残念。
悟りというのは仏教の最重要の概念であり体験であるから、それが嘘っぱちというのでは仏教は根本から否定されているようなものである(苦笑)
「銀河英雄伝説」のエンディングは小椋氏の楽曲が使われていて、特に「歓送の歌」のファンだったが。この歌を聴く度に何か苦いものを感じそうな気がする。
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