至急回覧 名僧あり
昨夕、家族でK寿司に出かけた帰り…
国道を曲がって800メートルほどのとろに山寺があるのだが、国道から入ってすぐのところで、運転していた妻が…
「熊みたいな生き物がいた!」
という…まだ午後7時をまわったばかりで交差点からいかほども離れていないので大型犬か何かを見間違えたかと思っていたら…
『至急回覧 熊出没情報』
と書かれた回覧板が廻ってきた(笑)
まさに昨晩の場所のことが書いてあった。
熊は柿の実を食べにきているので柿のなっている間は要注意とのこと。
そういえばつい最近も庫裏の前の柿の木に熊の爪痕を見つけたばかりだった。
今年は柿が豊作なので熊にとっても実りの秋なのだろう。
- 作者: 松尾心空
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2015/10/15
- メディア: 単行本
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本日は西国観音霊場第二十九番札所である松尾寺の名誉住職松尾心空師の米寿を祝う会が催され私もお招きに預かった。
市内にあるホテルの大ホールには120名余りの参加者が集い盛会。
市内の名士はもとより全国各地から大勢の来賓が参集された。
受付を済ませてテーブルに付くと見知らぬ紳士がわざわざやってきて丁重な挨拶を受けた。
おかしいな…
と思いながら席札を見ると…
「松尾寺住職」
と書いてあった…
間違えて隣の席に座っていたのである(大汗)
市長を始め来賓の挨拶が続き開式から1時間あまり経ってから心空師が登壇された。
会場はどちらかといえば疲れを感じさせる雰囲気。
開式後1時間もプログラムが続けば当然である。
そのなかで悠然と話を始められる心空師…
心空師といえば法話の名手としてしられるが、会場の雰囲気に躊躇されることもなく、お話を始められるや聴いている私達がしっかり心を掴まえられていくのが感じられ、会場の空気が一変していく…
笑いあり、涙あり、深甚なるテーマから世俗の機微にいたるまで
緩急自在なのである。
久しぶりに心空師のお話を拝聴して感動を新たにした。
難しい事柄を分かりやすく、身近に、ユーモアを交えて語るという点で心空師の存在は大いに学ぶべきお手本である。
多分そのことは今の仏教界にとってとても大切なことだと感じている。
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