作品展・餅つき 「剣術抄 新宿もみじ池」
昨日は幼稚園の行事『作品展 餅つき』が行われた。
昨年はみぞれの降る激寒のなかでの行事だったが、本日は曇天時々晴れ。気温も低すぎず。
雨が降らなかったのは有り難い。
2斗のもち米を簡易カマドで蒸し上げて杵と臼で搗く。
山寺からは薪を提供しました。私は主にカマドの見張り役。
搗きたての餅が…旨くないはずが無い(断言!)
餡子、黄粉、大根おろし…
一緒に作った豚汁と一緒に2斗のお餅は大半が参加者のお腹におさまりました。
ちなみに蒸しあがったばかりの餅米で塩ムスビを作ると絶品とのこと。
1度食べてみたいものである…
気がつけば師走の第1週が過ぎなんとしている。
PTA役員としての大きな行事もこれが最後である。
PTA会長として卒園式で謝辞を述べるのが最後の仕事になる。
時々、謝辞の文面を考えるが…
考えるたびにウルっとなって泣いてしまう(苦笑)
行事に参加された前会長さんにその話をしたら…
「私もそうでしたよ」と言われたので二人で笑ってしまった。
子供が幼い時、親は無我夢中で子供の世話をするが、子供の成長は著しく、どんどんと自立しようという力を見せ始めている。
幼稚園の卒業というのはひとつの区切りなのかもしれないが、言いがたい寂しさのようなものがある。
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先日買った「剣術抄」(全2巻)があまりに面白かったので「剣術抄 新宿もみじ池」をブックオフオンラインにて購入。
「剣術抄」2巻には異種武術との戦いを描くなかで武術に関する作者の見識や実体験が盛り込まれており非常に面白かった。武術を修練されている方にとって多いに参考になるに違いない作品である。
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本作にも作者の修練の成果が織り込まれているが、前著とは違って人物描写や人間関係に重点が置かれている。
生活の些細な描写、言葉の遣い方、生活空間や自然の情景…作品の隅々にまで作者の気持ちがこもっているようで清々しい。
時代劇というと「人情」という言葉がまず連想されるが、この作品では人間の哀切な業というところまで踏み込んでいるような観があって読み終えた後、いろいろと考えさせられる。
併せて収録されるているのは中篇「孤高の虎」。
武辺者を次々と殺戮する強猛な虎と戦わんとする侍を描いている。
武術が殺傷の技とすれば、それは業そのものである。
この作品も内容に凛然としたものがあって武術のひとつの境地を描こうとされているような印象がある。
まことに素晴らしく喜ばしい。善哉善哉。
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