同情して損した話 お釈迦様の長広舌
一昨日は天候不順。
5時半ごろ小雨降る中、日の暮れた田んぼの中の1本道を走っていると前方で誘導灯りを振っている。
寒い中、交通整理も大変だろう…とおもいきや
「20キロオーバーですね」
…
… …
真っ暗な田んぼの中の一本道でそんな無情な(号泣)
大型車両のなかで書類を書かされ…
職業を聞かれたので
「自営業です」
と答えましたが(苦笑)
郵便局で罰金の支払いをしたら受付のお姉さんに同情されました
「あそこよくやってるんですよ」って…
(ちなみに場所は東高と保育園の間を抜けて山寺に向かうT町の田んぼの中の1本道です。地元の方はご用心を!)
- 作者: 佐保田鶴冶
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 1982/06/01
- メディア: 単行本
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佐保田鶴冶「般若心経の真実」の後半はヨーガに関する講話集である。
ハタ・ヨーガの上級の技法“ケーチャリー・ムドラー”についての記述のなかでチャクラを制御する方法のひとつとして舌の訓練が書かれている。
要約すると時間をかけて舌を圧したり、引出したりして、舌を柔らかく、薄く伸ばしてゆくのだが殆ど身体改造に近いものがある。舌を刺激してが脳に及ぼす影響をコントロールすることが目的のようである。
数年の後には
「眉間に舌が届く」
と書かれている
にわかには信じがたいが…
思いだしたのは仏の身体的特徴を列挙した三十二相である。
そのなかに舌が薄くて長く額に届くほどだというのがある。
弁舌を振るうことを意味する「長広舌」という言葉はこの三十二相に由来するという説がある。
舌が広くて長いというのは弁舌(説法)が巧みであるという比喩だと長らく思い込んでいたのだが、ハタ・ヨーガのなかに舌を広く長くする技法があるというのは興味深い。
ヨーガは心身を制御する技術として古代インドの修行のベースになっていたと考えられる。
三十二相というのは一見、荒唐無稽なようでヨーガとの関係を考えると面白いかもしれないと改めて思った。
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