星を継ぐもの「インターステラー」
ようやく冬らしい気候になった。
青葉山が遠目に冠雪していた。
当地では午後からみぞれ模様。
週刊予報では連日「時々雪」。
早々に融雪用のパイプを設置する。
当分悪天候の予報なので昨日は裏山で立ち木の伐採少々。
気がつくとツバキがやたらと生えている。
薪にしたかったカシの樹皮を鹿が食べて立ち枯れしているものが多いことに気がついた。
ツバキは食害が無いことから、鹿の食害のないツバキが繁茂しているのに納得。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2015/11/03
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (16件) を見る
『人間の生存本能はインスピレーションの源だ』
密林のレビューで「インタースタラー」が良かったのでネットでレンタル。
【公式サイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/
3時間近いSF大作だが久しぶりに「良い映画を観た」「良いSF映画を観た」という感想。
こういう感想がもてるのは嬉しい限りである。
観はじめて最初の5分で何かが違うという印象を受けた。
こんなこともめったに無い。
映画なのだが何かドキュメンタリーを観ているような感覚なのである。
滅亡の危機に瀕した地球と人類の為に宇宙に旅立つ主人公。
『賢人は闇にこそ奮起するもの』
想像を絶した宇宙への旅。残された家族との交信。
人間は家族や周りの人間には優しくできるが人類という種のために自分を犠牲にできるのだろうか。
とても大きな重い問いが人間に投げかけられる。
主人公は絶対に諦めない。
『方法は必ずある』と
前に進むということは選択である。
『前に進むには何かをおいていかねばならない』
と主人公は言う。
重い言葉だが、この言葉は私達の人生に当てはまることが多いのではないだろうか。
手放すことができずに前に進めないでいることがなんと多いことか。
2001夜物語 (Vol.3) (Action comics)
- 作者: 星野之宣
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1986/09
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
実に骨太な人間愛や人類観に魅了される。
同じ香りがする作品である。
宇宙に比べれば儚い人間の生命。
その生命を燃焼させて生きるときに宇宙の深玄さとの対比から不思議な感動が生まれる。
人間の命もまた宇宙の生んだ奇跡のひとつなのだと。
『消えゆく光に対して果敢に挑むのだ』
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)
.