サバイバルブランケット 住職らしき人 悲しい落語

昨日から所用のため京都へ。




帰山してみれば給湯ボイラーのパイプが破談したとのこと。
日曜で修理業者にも連絡がとれない。




水道は一旦、給湯ボイラーを通る仕組みなっているため実質的に水道が使えない状態となっていた。



門前の参道に散水用の水道栓があったのを思い出したので夜8時をまわってからポリタンクに水を入れて往復し、ようやく入浴することができた。



自由に水を使える普段の生活の有り難さをしみじみと感じた。




いつ何が起こるかわからない…ということは肝に銘じて準備しておくべきだろう。






「MONOQLO」という雑誌を時々読んでいるが、サバイバルブランケットの推奨品として「SOL(ソル) ヒートシートサバイバルブランケット」というのが載っていた。



簡単はアルミ蒸着シートは車に積んでいたがこちらのほうが格段に良さそうだったので密林にて購入。


SOL(ソル) ヒートシート エマージェンシーブランケット1人用 12132

SOL(ソル) ヒートシート エマージェンシーブランケット1人用 12132








娘が「仮面ライダーゴースト」というのを観ていたのだが、登場人物にお坊さんらしき人物がいる!



物語のテーマが「ゴースト(幽霊)」なのでお坊さんがでてきても不思議はないが、この人物やたらとテンションが高い割りに悪者がでてくるとすぐにライダーの後ろに隠れてしまうという全然頼りにならないキャラなのである。



お坊さんを出すのならいつも泰然自若としていて悪者が出てきても法力で退散させるくらいキャラを希望します!




ロケで立派な山門のあるお寺が頻繁に出てくる。




群馬県富岡市にある「光厳寺」という禅宗曹洞宗)のお寺と判明。



真言宗でなかったのでちょっと安心しました。




この物語では<眼>というのが重要なモチーフになっていて主人公は『眼魂』(アイコン)というアイテムで変身する。



変身の言葉は「カイガン、オレ」




仏教的には「開眼」は「かいげん」と読みます。












時々、小三治師匠の落語を聴いている。



数日前に「三年目」を聴いていた。



病没した妻が遺言に夫が再婚したら幽霊になってでる…と誓うが、夫が再婚しても幽霊になって戻ってくる気配がない。それが3年目になって突然、亡妻が幽霊になって現れる。いぶかる夫に対して幽霊は葬儀の際に剃髪されたので髪が伸びるまで待っていた…というのがサゲになる。





ネタバレで恐縮だが、葬儀の歳に剃髪したという事実が分かって面白い。



葬儀の一般的な作法というのは故人を仏弟子にするというものである。



入門に際して戒をまもることを誓約する者に与えられるのが戒名である。



現在の葬儀でも剃刀を使うが、あくまで儀礼的である。



老僧に昔の葬儀の様子を聴くと戦後でも実際に故人の髪を剃ることがあったという。



剃髪といってもごく一部の髪を落としただけのようだが、「3年目」のなかでは親類のものが手分けしてすこしづつ髪を剃り僧形にしていたことが伺える。
完全に剃髪されていたからこそ三年かけて髪が伸びるを待ったということなのだろう。







小三治師匠は絶妙なマクラが有名だが


初天神」では昔の綺羅星の如き噺家の話題に触れ、名人達の物真似をしながら往時の落語界を回顧する。



春風亭柳橋、金馬、可楽、円生、志ん生



なかなかレアなマクラである。




小三治師匠の物真似に会場は拍手喝采なのだが、何度か聴いているとなぜだか悲しさのようなものが伝わってくる。理由はよくわからないが、おそらく故人となった素晴らしき噺家達への敬慕と愛惜なのかもしれないと思う。悲しい落語というのもあるのである。



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