弓禅一如 平成の江戸屋敷
朝から降雪止まず。
地温が高いせいか積雪は10センチほどである。
明日も同様の天候か。
- 作者: オイゲンヘリゲル,Eugen Herrigel,柴田治三郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1982/10/16
- メディア: 文庫
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オイゲン・へリゲル「日本の弓術」を少し読む。
ヘリゲルはドイツの哲学者で東北大学に招聘され、日本文化を学ぶ。
特に弓道を“弓聖”と呼ばれた阿波研造のもとで研鑽、五段の免状を得る。
『力を使わずに強弓をひく』
『的を狙わずに射て的にあてる』
…禅問答を実地に行うような弓道を目の当たりにした著者の驚きが伝わってくる。
中央省庁の地方移転が議論されている。
文化庁 → 京都府
観光庁 → 北海道・兵庫県
特許庁 → 長野県
消費者庁 → 徳島県
気象庁 → 三重県
特許庁、中小企業庁 →大阪府
省庁の地方移転というのはメリット、デメリットそれぞれがあるに違いない。
たまたま徳島県の方とお話する機会があり、消費者庁が徳島に移転することが検討されているという話題になった。
その方は長く行政に携われていた方だったのだが…
いくら中央省庁を地方に移転しても議会への対応するためには必ず東京に出張せざるを得ないはずだという。したがって地方に移転した本庁以外に東京にも相応の拠点を維持する必要が生まれるとのこと。
江戸時代に大名が居城と江戸屋敷を抱えていたようなものか。
省庁は移転しても実質的な機能は“江戸屋敷”に残る…などということが無いように願いたい。
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