カリフワ 一隅を照らす
4日ほど連続で行政から熊出没のメールが配信されてくる。
原因は不明だが、このようなことは初めてで少し気になっている。
先日、島根県の曹洞宗のお寺に泊まらせていただいたが、朝食は玄米粥だった。
この玄米粥を厳しい作法にのっとって頂くのである。
禅宗だ…
ちなみに
私の朝食はミルクティーとトーストが定番。
ミルクティーは生姜と黒砂糖を入れて煮出してオールスパイスを入れたインド風ジンジャーミルクティー。
ここ数年、毎朝のようにこのミルクティーを飲んでいるが、紅茶好きの檀家さんから牛乳を温めてから紅茶に入れるという技を教えて頂いた。
それまで小鍋に茶葉とお湯を入れ、そこに冷蔵庫から取り出した牛乳を入れて煮ていたのだが、電子レンジで牛乳を熱くしてからあわせると牛乳の甘さが引き出されてワンランク上の味になった。
なんでもないようなことだが味の違いになるというのに感心している。
トーストはレンジについている魚を焼くオーブンで焼いているが、最近こだわっているのはパンを焼く前にしっかりとオーブンを余熱すること。
しっかり余熱してから焼くと…
ものすごくありきたりな表現で恐縮なのだが
『外がカリカリで中はフワフワ』
となる。
さらにしっかり余熱すると
『外カリッカリッ中はフワッフワッ』
となる。
同じパンであっても食べたときの食感が違う。
但し、私がパンを焼いた後で家族がパンを焼こうとすると…
オーブンが温まりすぎていてパンが黒こげになる
ので大変に評判が悪いのが玉に瑕である。
最近、天台宗にもキャクターがあることが判明。名前は…
『しょうぐうさん』
大きな眼がキラッキラッのお坊さんである。
『一隅を照らす、此れ即ち国宝なり』
から来ているという。
『一隅を照らす、此れ即ち国宝なり』という教えを天台宗では『ポストにベスト』と言い換えて発信しているのだとか。
自分のおかれた場所(ポスト)で最善(ベスト)を尽くすということなのだろう。
『一隅を照らす、此れ即ち国宝なり』の一般的な意味としては
《お金や財宝は国の宝ではなく、家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代え難い貴い国の宝である。》
なかなか味わい深い言葉だと思う。
【追記】
実は「一隅を照らす」というのは誤読(誤伝)という説もある。
関心がおありの方は下記をご参照されたい。
本来は「千里を照らす」のが但しいという。
「千里を照らす」と「一隅を照らす」では殆ど真逆の意味になってしまうが…
言葉を伝えるというのは難しいものだと思う。
<参照記事>http://homepage2.nifty.com/konyuu/inoue-hiroshi/index.htm
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