トマトにリンゴ酢 命がけの恋
この時期、いろんな方から初夏の野菜を頂く。
キュウリ、トマト、万願寺トウガラシ…
私が一番好きなのはトマトである。
とりわけ地物のトマトは格別である。
トマトには塩、オリーブオイル、酢をかけることが多い。
- 出版社/メーカー: 内堀醸造
- メディア: 食品&飲料
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酢は内堀醸造のリンゴ酢(『フルーツビネガー純りんご酢』)が定番である。
砂糖を全く使っていないがリンゴから引き出された甘みが濃厚である。
トマトにかけたときにトマトの甘さとリンゴの甘さをコラボして不思議な魅力が生れる。
このリンゴ酢を水や炭酸で割って飲むことも多い。
水と炭酸を合わせて微炭酸にしてもので割ると特に口当たりが良い。
夏の疲れがとれる心地がするのでこれからの季節には欠かせない。
「歌って踊る!“世界一美しい”クモ」というタイトルでオーストラリアのクジャクグモの求愛行動が取り上げられていた。
これが実に実に興味深かった!…
極彩色の文様を持つオスのクジャクグモがメスの気を引いて交尾を成就するために
足をあげ、独特のダンスを踊る。
さらに“歌”を歌い、美しい文様持つ胴体を激しく動かしてでアピールするのである。
その真剣な様子に思わず笑いがこみあげてくる。
しかし…
またいつものように妄想が沸き起こる…
人類の進化や文化の要となった
言葉、歌、踊り、芸術…
これらの起源にはもしかしたらこのクジャクグモのように異性へのアピール、求愛の行動がその根源にあった可能性を否定できないのではないだろうか。
二足歩行の起源を巡る諸説のなかにも異性に贈り物を持参するために二足歩行が始まったとする説がある。
番組ではダンスの途中でライバルとなる別のオスが現れ猛烈な闘争となる。
闘争という行為もまた求愛行動と切っても切れない関係にある。
そして…
驚いたことに…
クジャクグモのメスはオスの求愛行動が気に入らないと、オスに襲い掛かって捕食してしまうこともあるという。
しかし考えてみればオス同士の闘争もメスによる捕食もより良きオスを残すためのシステムと考えられなくも無い。
人類史の研究のなかで求愛行動のもつ生々しい、根源的な力は見落とされがちなのではないだろうか。
人類の発展の影には求愛し強い種を残すという営みがあったと思うとまたいろいろな感慨がわいてくる。
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