お盆あるある 謎のメモ 帰家穏坐
ネットの記事でお坊さんが棚経に伺った先でカチカチに凍ったハーゲンダッツを出されて弱った…
と書いてあって笑う。
凄く分かる(笑)
棚経=時間の制約
檀家さんの好意=無にできない
アイスクリーム=持って帰れない
早く食べたい⇔凍ったハーゲンダッツ
でも…やっぱり…
ハーゲンダッツ美味い…
【お坊さんあるある】http://matome.naver.jp/odai/2140736479945618301
Yahoo!ショッピングで買い物をした件で販売元から電話連絡があったのだが私が不在だった。
電話を受けた老僧のメモが
「和風ショッピングより連絡あり」
和風って…
夜、8時過ぎに参道を歩く足音…
ややあって子供の話し声。
ポケGOらしかったが真っ暗で怖かったらしくすぐに帰っていった。
お盆が終って本日は午前中お参りが1件。
お盆が終って気持ちがはじけすぎないように
法務を入れていた。
- 作者: 松尾心空
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午後は西国札所松尾寺の松尾心空師の指導される静座の会に参加。
一座30分で3回の静座を行う。
会場は駅前のビルの2階だが防音設備があるせいか静謐な時間を過ごすことができる。
請われて10分ほど話をした。人の気というのはその人の家を満たしているので外出して家に帰ったときのくつろぎというのは自分の気に包まれる安心感ではないか。
自分の住み慣れた家があってそこでくつろぐことができるというのは自分の心身を整えるうえでとても大切なのだと思う…自分の住み慣れた家の在り難さを見直すことが大切である。
そんなお話をしたら心空師が「帰家穏坐」(きかおんざ)という禅語を教えてくださった。
旅に出ていた人が自宅に帰って落ち着くことから転じて、人が本来持っている仏性に立ち返って安らかに暮らすという意味とのこと。
「出家」という場合の『家』は世俗の生活をさすが、「帰家穏坐」での『家』とは人間本来の仏性を指していて真逆なのが面白い。
旅から帰って自宅に落ち着いたときの心の安らぎは誰しもが経験するところだろう。
仏性とは、遠くにもとめるのではない、自らの裡にすでにあるものとしてそこに還る…それこそが心安らぐ世界であるというのは含蓄の深い言葉だと思う。
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