穴のある銘菓 ダメなんですか? 儚さ




快慶展出展の打ち合わせに奈良博の担当の方が来寺された。




その時にお土産に頂いたのが春日庵の「さつま焼」という和菓子。



奈良のお菓子というとすぐに思い浮かぶものがないが、この「さつま焼」は美味しくて自分でもリピートしたいと思った。明治30年より受け継がれている味であるという。



さつまいもをかたどった薄い皮には焼き目がついている。



このお菓子はひとつづつ串にさして焼きあげているとのこと。



したがって大きな串の穴があいている。





餡は上品な味でこれが薄い皮のなかにぎっしりとつまっている。



そしてどういう加減なのか餡のなかにさっくりとした粒状の食感のものがあり




それが実に良いアクセントになっている。




ネットで見るとお店は元興寺の近くにあり、夏場は美味しいかき氷を店内で食べられるらしい。





素敵な地方銘菓に出会えて嬉しい気持ちになった。




【春日庵HP】http://www.kasuga-an.co.jp/shop.html





【当然、餡子にもでっかい穴が開いてます】





ダウンタウンの松本氏が「二重国籍」問題が発覚した民進党代表の蓮舫氏についてコメントしておられて…



かつての発言「2位じゃダメなんですか?」にちなんで



「二重で何が悪いんですか? ぐらい言ってくれたらこっちも納得できる」と(笑)




さすがのコメントであると感心。









昨日より天候不順。断続的に雨。



いつのまにか彼岸花が咲き始めているのに気がついた。



彼岸花はまとまって群生していることが多く、鮮やかな赤色が眼をひく。





本日は午前中葬儀1件。



相変わらず納得いかないのだが、道路脇の看板に「○○家 告別式」と書いてある。



告別式というのは葬儀の後に喪主が行うものであって、告別式=葬儀ではないはずなのだが…






当地に帰ってきて法務を行うようになって10年になる。




相変わらずの失敗ばかりだが檀家さんと少しづつお話もできるようになり、親しみがわくようになるとお送りすることになんともいえない寂しさを感じる。




秋から冬にかけては寂しいという気持ちもひときわ深くなる気がする。



とりわけ夏から秋に切り替わると、盛夏の酷熱を幻の如く感じ、そこに人が亡くなることが重なると人生の有為転変をとても儚く感じてしまう。



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