雪宿り
金曜の昼頃珍しく手先が冷える感覚があっておかしいと思っていたのだが、
今回の大雪と関係があったのかもしれないと思いついた。
金曜の夜から降雪が続き、土曜の朝には50センチに達していた。
土日にかけても時々強く降り60センチ以上の降雪になった。市街よりは1割ほど雪が多い。
標高300メートルほどの兼務寺院は80センチ以上の見込み。
本日は4時間ほど除雪。
除雪機の調子が悪いのと雪が予想以上に重いので人力での作業。
玄関前は車高の高い軽自動車で雪を押して道をつけた。
何度か贈り物のように綺麗な青空を見ることができた。
終日雪に追われたが、しっかり体を動かして心地よい疲労が残った。
雪が降ると雪を避けた鳥が軒先にやってくる。
裏口からでると真上の軒でとゆにもぐりこんだ小鳥が懸命にとゆのなかをあさっているのをみかけた。とゆの上には雪が積もっているので鳥は雪の隙間からとゆのなかにもぐりこんでいた。鳥はくちばしでとゆに溜まった枯葉をかきだしていた。大雪のなか餌をさがすのも大変なのだろう。
ここ数日とゆの下に黒く枯れた落ち葉が点々と落ちているのに気がついた。
とゆ掃除のときにとゆに溜まっている落ち葉によくにていた。どういう理由でとゆのなかの落ち葉が下に落ちているのか不審に思っていた。
自然からみれば何年ぶりかの大雪で右往左往している私たちも雪宿りしている鳥たちとそんなに大きな違いは無いのかもしれない。