ネバネバ汁 検死官からジョーへ
予報では50センチの積雪という。
雪は2日にわたって降り続くというが単純計算なら100センチも積もることになる…
地元のスーパーで「アカモク」という地場産の海草を見つけた。
ざっくり表現すると
『緑色のひじき』
である。
そのままでも食べられるというが、強い粘り気があるというので味噌汁にしてみた。
自家製の味噌、粉末だしを熱湯で溶いて即席の味噌汁を作り、アカモクをたっぷりいれる。
磯野の香り、シャキシャキした歯ごたえ、そして濃厚な粘り気。
実に美味な味噌汁である。熱い白飯に良くあう。
おにぎりにこの汁があればいうことなしだろう。
娘が納豆を食べていたので大匙2杯くらいの納豆を入れてみる。
ネバネバ×ヌルヌル
これもいける!
副菜に湯豆腐がついていたので豆腐もスプーンで2すくいほど汁の中へ入れる。
これもまたよし…
焼いた餅などを入れるのも良いかもしれない…といろいろ考えてみる。
アカモクの味噌汁は実にいい感じである。
アカモクは栄養価も大変高く、値段もひじきなみなのでリピーターになりそうな気配。もっともそんなに売っていないのが難点か。皆様もスーパーで見かけたらお試しください。
市の体育館で毎週太極拳を修練している。本日は夕方6時半頃山寺を出発。
山門を出てすぐ、車道の真ん中に大きな雄鹿が立っていた。
角までの高さは大人の背丈より大きいくらいである。車が来ても避けようとしないのでよくみたら後ろ足がおかしい。骨盤がゆがんだようになって脚をひきづっている。
余程痛いのか車道の真ん中から動こうとしないので狭い車道を鹿の脇をすり抜けて通る。
手負いの動物というのは油断できないのでヒヤヒヤする。
時々、鹿が車に向かって突進し車が大破する事故がある。この鹿も車に無謀なな挑戦をしたかはねられたのいずれかだろう。
あしたのジョー (復刻版) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: ちばてつや
- 出版社/メーカー: 講談社
- メディア: コミック
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朝方、兼務寺院へゆく途中のラジオで
ちばてつや氏の名作「あしたのジョー」について面白いネタを耳にした。
「あしたのジョー」は最後はジョーが真っ白に燃え尽きるという場面で終る。
果たしてジョーは死んだのか否かというのはこれまで随分と議論されてきた。
以下ちばてつや氏のトークを聞かれた漫画評論家のブルボン小林氏のお話。
- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 単行本
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ちば氏が2年前にある検死官の方に逢われた、その時に検死官の方(wikiによれば監察医の上野正彦)いわく…
「ジョーは死んでいません」(←衝撃)
理由その1。座っているジョーの肘が大腿の上に乗っているが死体がそのような姿勢をとることはない
理由その2。ジョーの表情が微かに笑っているが、死体の口角が上がることはない。
この2点をもって検死官の方はジョーは死んでいないと。
医学的には結論が出てしまった!
「あしたのジョー」というのは戦後最大のヒットマンガともいわれる名作中の名作である。そのラストは大きな謎とされたが医学的には明快な結論が出ていることになる。
もっともちばてつや氏はジョーは燃え尽きたという描写をされながら死んだという意識では書かれていないようなのだ。
読者側が喧々囂々の議論をしているのに作者のほうは生死について考えていなかったという…さすが巨匠。さすが名作。
しかし…
もうひとつの可能性があるのではないか?
あの最後の場面はジョーが亡くなった正にその瞬間を描いたのではないか。
あの場面の後、ジョーの体は崩れおちるとしたら…
それはアリなのではないだろうか…
もっとも作者自身が決めていないという結末を論じても始まらないが。
【関連記事】https://www.nhk.or.jp/suppin-blog/2017/02/
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