じんばそう
地元のスーパーの鮮魚売り場にて間人産の「じんばそう」という海草を見かけた。
先日地元の海草である「あかもく」を食べたのをきっかけに海草に少し興味がわいたのである。
手にとって眺めていると買い物中のオバサンが寄ってきて丁寧に食べ方をレクチャーしてくれたので思わず購入。親切な人だ…関係者かな???
外見は『海水浴などで海に浮かんでいる海草そのまま』だが、茹でると瞬時に鮮やかな緑に変わる。実に食欲をそそる色である。
とりあえず味噌汁にいれて頂きました。
味は…
まんま海草です…
食感はシャキシャキしてかなりいけます。
「じんばそう」というのは「神馬草(藻)」「神葉草」「陣馬草」とも書くようです。
神功皇后が三韓征伐のため九州から渡航するとき馬秣(馬のエサ)が不足して困った時に海人族の勧めでホンダワラをとり、馬を飼ったのが由来とされる。(『海藻』宮下章 法政大学出版局)
- 作者: 宮下章
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1974/02/01
- メディア: 単行本
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古代史に連なる話まででてきてちょっと面白くなってきた。
よくよく調べたら「じんばそう」というのは「ホンダワラ」のことらしいと判明。
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健康の観点から肉より魚を食べることが推奨されているが魚と併せて近海の貝類、海草類ももっとたべれば栄養価が更に高くなるのではないかと思う。
水揚げされた魚のうち食用になるのに利用されない未利用魚も多いとされる。
舞鶴は<海の都>でもあるので海産資源の開発にも力を入れてほしいものである。
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