太極拳のヒミツ 




黄金週間での研修を終え無事帰山。



山寺の境内でツツジオオデマリが盛んに咲いて出迎えてくれた。鮮やかな色が眼を楽しませてくれる。



ツツジオオデマリも鹿の食害の被害が少ないのが幸い。











本夕、午後7時からは松尾寺にて塔婆供養。





本夕の塔婆供養は明日の卯月八日法要へとつながる。





明日は卯月八日法要が行われ、国の重要無形文化財である仏舞が奉納される。




正午に庫裏から出仕者の進列が始まる。




ご都合のつく方は是非御参拝くださいませ。








明日は私も出仕するが天候にも恵まれる模様で一安心。



毎年の新緑のなかの本堂で行われる仏舞に心を洗われる思いがする。







留守中に注文していた「全ての流派に通じる、隠された法則 太極拳のヒミツ」(BABジャパン)が届く。




『兪老師から学び始めて1年目の頃、私はふと、師の教える動作が「8を描いている」ことに気づきました。
それである日代々木公園の練習で生徒が私1人だった日に、「太極拳は8でしょう?」と、老師に質問してみました。
その時、ギョッとして振り返った兪老師の顔が、今でも忘れられません。老師は一呼吸おいて、「ええ、もうわかったの?」と言いました。そしてまた一呼吸おいて、「でも、他の生徒には内緒ね!」と片言の日本語で言いました。』




前著と重なる部分もあるが、著者の指摘する太極拳の秘伝的部分の説明は傾聴に値すると思う。


○ 太極拳最小単位は「8」字
○ その「8」字の気の運動性が複雑な外套路の根本である。
○ 太極拳の根本にあるのはシンプルな気の実戦方法(基本功)である


などなど魅力的な内容である。


骨格筋のう相性筋を主体とした運動は加齢と共に衰えるが、同じ骨格筋で緊張筋優位の運動は高齢になっても維持発展させることができるという著者の主張は太極拳や日本の伝統武術などを解明するうえで必須の視点ではないかと思われる。









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