君ノ名ハ。　七塚原ＳＡのワニバーガー

法事の打ち合わせがあり檀家さんお宅へ電話すると…

『…コノ電話ハオレオレ詐欺対策ノタメ録音…シテイマス…』

えっ？えっ？？？

『…呼ビ出シマスノデアナタノ御名前ヲオッシャッテクダサイ…』

小心者なので緊張してしまい…

「じ、じ、じ、住職です」

みたいになってしまいました…（恥）

島根のお寺で3泊4日の研修へ。

島根に行く前に法事が1件あり、時間調整に失敗して予定の出発時刻より2時間ほど遅れた。

島根というのは遠いこともあるが交通のアクセスが悪いらしく、ＪＲで2時間後の出発を検索すると到着が深夜になることが判明。

それでは先方にも迷惑がかかる…残された手段は車で出かけること…

カーナビだとＪＲより3時間も早く着くことが分かった。もっとも所用時間は7時余り。

車の運転は超苦手なのだが、蛮勇を奮って車で出かけることにした。往復約900キロほどの行程。

中国道は車も少なくサービスエリアなども整備されて不自由さを感じない。

途中、広島北東部の七塚原（広島県庄原市）というＳＡで夕食。

なんとも珍しいワニバーガーを発見。

これはブログネタにせねば！と思わず注文してしまったが、これが意外に美味しかった。

ワニというのはサメのこと。広島のなかでも備北にあたる庄原市、三次市などではサメ肉を食べる郷土料理が有名なのだそうである。

作り置きではなく注文されるつどショウガ汁に漬けたサメの肉をフライにする。

レタス、トマト、チーズにはドレッシングがかけられ、揚げた手てのフライが濃い目のソースといい感じのバランスである。

ワニバーガーで元気が出たおかげで島根には無事到着することができた。

サービエリアの料理はあまり特徴のないところも多いが郷土料理をアレンジしたメニューが増えたら車で遠出する愉しみになるにちがいない。

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