天龍寺の不動尊 パティシェより 後ろ! 『情婦』




天龍寺での林間学校で気になっているのは



大方丈に不動明王の画が掛けられていたことである。



床の間全体を覆うような大きさで縦2メートルは超えていた大作だった。



不動明王は両脇に二童子を従えて立っておられるのだが、画面全体が揺らいでいるような独特のタッチで描かれていた。


不動明王は光背に火炎を背負っておられる。


その巨大な熱量はすさまじいはずであり、この画からはその火炎に熱気が伝わってくるようだった。




ゆっくり拝見する時間もなかったのが残念だがとても印象に残っている。







まもなく娘の誕生日というのでクラスメイトのお母さんがケーキを焼いて下さった。







ふんわりしたホームメイドケーキと思いきや…











超本格的!(絶句)




実はこの方は本職のパティシエとのことで見た目もお味も絶品でした。





娘がすみっこぐらしとかいう超ネガティブ志向なキャラが好きといったらわざわざすみっこぐらしのデコレーションまでしてくださっていた。







お盆をまじかに控えての…




お盆ブルー期間突入中



何とはなしに心落ち着かず、それでいてやるべきことが粛々と溜まってゆく。




つ、つらい…


先日、住職歴何十年という大ベテランの方とお話したら、


「お盆前はなんとはなしに心が定まらない」



と言われていて、少し安堵。


どのお坊さんも大なり小なり同じような心境になるらしい。








先日、地元の有志による境内整備作業が無事終了。



作業後に渡す粗品を発注するのを忘れていて困った時のアマゾン・プライム頼みでようやく間に合わせる。



お盆には何かとアマゾンを使うが、配送の方もご苦労様である。




ドライバーさんは皆愛想がよく、嫌な顔一つせずに配送してくださる。人間ができてますな。




今日も1点品物が届いたが、たまたま玄関で作業していたので受け取りに行く。門前で荷物を受け取ったまでは良かったのだがドライバーさんがサイドブレーキを引き忘れていたらしく。



止めてあった無人のトラックがツルツルとバックし始めた…



参道はゆるい坂になっているのである。


思わず…


「後ろ!後ろ!」





と大声を出してしまった。間一髪で間に合ったが、見ているほうもかなり焦った。









お盆ブルー期間からの逃避で動画や映画を見たりしているがアガサ・クリスティ原作の『情婦』という映画が面白かった。




検察側の証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

検察側の証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

【『情婦』の原作「検察側の証人」】




実に60年も前の映画である。ジャンルとしては法廷サスペンスになるのだろうが、俳優陣の素晴らしさ、ちりばめられたユーモア、結末の意外性…どれも申し分ない。



とりわけ主人公を演じたタイロン・パワーと、当時55歳だったというマリーネ・ディートリッヒの演技、重厚感は得も言われない魅力である。



時々は古い映画を見るのも悪くない。





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