ご褒美 『月光』 連日の… 朝の説法

 



ネットの天気情報では本日の最高気温は34度なっているが、体感では37、8度の猛暑だった。本日より棚経の前哨戦始まる。1日に数軒なのだが暑さのせいで消耗が激しい。



7時前に太極拳にいくために車を走らせていると、夕焼けで空が黄金色に輝いていた。


猛暑の日に限って時々、こうした鮮やかな夕焼けに出会うことがある。


暑さに耐えた私たちへ神様からのご褒美だろうか。


金色ともオレンジとつかない空の色が神々く見えた。雲の塊も夕陽に照らされている部分は輝いているが、夕日の当たらない雲は灰色とも紫とも見える不思議な色をしていた。



今年の夏はあと何度くらい綺麗な夕焼けに出会うだろうか。









相変わらずいい加減な代教役で太極拳を行っている。


最近のBGMはジア・パンファンという二胡奏者の『月光』というアルバム。


流麗で、どこか懐かしいようなそして洗練された響きが素晴らしい。





参加者からも好評である。











本日の昼食は昨日に続き…


流しそうめん


本日も娘の友達が来てくれたので流しそうめんを一緒に食べる。




自家製の竹のとゆは流しそうめんをすることで大量の水を含むらしく、しばらくすると黒カビのような斑点が出始めるので、連日の流しそうめんとなった。最後は風呂炊きの薪になる。








朝方、4時半ころに眼が覚めた。


本日は不燃ごみの日なので少し気を張っていたので眼が覚めたらしい。



携帯のアラームが鳴った気がして枕元の携帯を取ろうとして気が付いた。携帯のアラームだと勘違いしたのはヒグラシの鳴き声だった。




まるで全身を打たれるようなヒグラシの鳴き声が部屋中に響いていた。



庫裏の周りを包むような沢山のヒグラシが一斉に鳴いていた。



ヒグラシの鳴き声を海のように漂っているかのようだった。


時間にして20分ほどだろうか、ややあってヒグラシの鳴き声は潮が引くように絶えていた。


変わって他のセミや鳥の鳴き声が聞こえ始めた。



ヒグラシの鳴き声に浸るようにして横たわっていた時間がとても不思議な時間であるように思えた。



それは仏様の説法のような気がした。



『いつかは終わる命を生きている』



と無常を説くようであり

同時に


『生きよ!』


という激しく、強い響きであったように感じた。



仏説聴聞有難し。合掌




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