春の良き日に 四股トレーニング



本日は兼務寺院へ。



標高が高いのでまだ桜が盛りの風情だった。




午後はお墓の開眼1件。


体調のすぐれない檀家さんからの依頼で


1人で山手の墓地に上がってゆくと何やら茶色い物体が動いている。


雉である。丸々した雉が体をゆすりながら草むらに逃げ込んでいった。どうも数匹いる気配。


開眼の読経を始めるとしきりに雉が鳴く。


助法ありがとうね!




現在、諸般の事情によりPTA会長を拝命している。この時期は入学式で祝辞を述べることになっている。


入学式の日付を本番の10日後と勘違いして油断していて、入学式が数日後に迫ってから気が付いた。


慌ただしく祝辞を作成…


当日はいっぱいいっぱいで祝辞を読む。


読み方がどうしてもお葬式の諷誦文ぽくなってしまう。軽い職業病である。


「この春の良き日に」という一節を考えていたのだが予報が曇りのち雨だったので削除した。







裏庭のジューンベリーが白い清げな花を咲かせ始めた。


田舎の家は庭も広く、車で走っているといろいろな古木や高木が花をつけていて眼を楽しませてくれる。


桜の時期は例年よりはやく過ぎたが、椿、桃、梨、ボケ、レンギョウ



「花を見て怒る人はいない」とあるご住職が言われたことを思い出す。


心が感情で波立っているときでも花に出あうと心に波がおちつく。有難いことである。








先日、法事があり、私の後ろに輪袈裟を着たスーツ姿の男性が座っておられるのに気が付いた。



いろいろ思い返してみて、ご親族に某本山の教学部長さんがおられるというお話を思い出した。


教学部長というのは教義、儀式、学識、布教に通じていないと付けない要職であり、管長、宗務総長に次ぐ重責である。



法事の前に少しお話をするが…



教学部長さんを前に何を話てよいものやら…



理趣経」を読経しはじめるときちんと後について読経してくださる。




教学部長さんと読経というのは結構なプレッシャーである。



高速道路を軽自動車で走っていたら黒塗りのベンツがぴったりと後ろについて走っているみたいな。



法事の後、お話したらとても気さくな良い方だったので一安心。




股関節を動かして一生元気な体をつくる

股関節を動かして一生元気な体をつくる



地元で行われた大相撲の巡業をめぐって話題が事欠かない。



現在太極拳を代教している関係でいろいろなトレーニング方法を調べているがやはり相撲の四股はとても良いということは間違いない。



現役を引退したお相撲さんが何人も四股を中心としてトレーニング方法を出版。指導されている方も多い。



昨日、密林で買ったのは元・一の矢氏の書いた「股関節を動かして一生元気な体をつくる」。


四股と腰割りで股関節を柔らかくしることとテッポウで肩甲骨を動かすというに本書の中心。


本書でも触れられているが股関節と肩甲骨はある程度連動しているようである。股関節と肩甲骨を両方鍛えることで全身には非常に良い影響があることは間違いない。


一の矢氏は現役時代に15年もちゃんこ長を務めておられたそうでおススメのちゃんこレシピまで載っていてなかなか楽しい。


大相撲問題がどれくらいで収束するか不明だが、大相撲の良いところにも眼を向けたいものである。




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