侵入者 唯在る
桜も記録的な早さで散り、新緑の季節を迎えつつあるが新緑も例年より早い印象である。
新緑の鮮やかな、瑞々しい様子に惹かれる。
4月に入ってから鳥の鳴き声も増え、外に出ると鳥の声で脳を洗われるような心地よさがある。
子供が消しゴムハンコにハマっていて、事務所に大量の消しゴムの屑が…おまけに時々彫刻刀を床に置きっぱなしになっていて数日前などはあやうく足裏に刺さりそうになった。そのうち禁止にしてやる!
- 作者: 元・一ノ矢,マツダキョウコ
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2013/07/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本夕はPTAの会議の後、太極拳へ。
先日買った相撲系のトレーニングの本を参考にして少し試してみたが、中心となる股関節と肩甲骨のトレーニングについては太極拳の中に豊富に含まれていることに改めて気が付いた。
もっとも太極拳が優れているといっても同じ動きを繰り返し続けると飽きるので、時々、こうした異種のトレーニングを取り入れることは刺激になるだろう。
兼務寺院の屋根の見ていると垂木のところにぽっかりと穴があいていて、真下の柱に真新しい爪跡が見つかった。
アライグマ、イタチ、ハクビシン…
なかなかやっかいな侵入者である。
日常があるということは有難いことだ…とときどき考える。
唯ある日常の有難さを私たちは理解しえない。
日常が崩れて初めて日常の有難さが分かる。
不思議なことだが、私たちは在るものを認識しえないようなのである。
それが無くなって初めて、実はそれによって自分が助けられ、支えられ、安心を得ていたことを実感するのである。
私自身その凡を越えてはいないので偉そうなこと言えないのだが
日常があることは唯々有難い。
家族があり、家があり、健康があり、仕事があり、日常生活がある…
たとえそこに不足があったとしても、その不足を差し引いてもなお日常があることはしみじみと有難い。
僅かな質量の物体のなかにも莫大なエネルギーがあるとされるが、そのこととどこかでこのことにつながっているのではないかという気がする。いつもの妄想であろうが。
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