台風 空海のミステリー ブログの引っ越し
非常に勢力の強い台風21号“チェービー”が接近中。
ちなみに““チェービー”とは韓国語で「つばめ」の意味らしい。
台風の前後は蒸し暑くなるので明日も暑くなりそうである。
台風がやってきたらやらねばならないことがある…
御大師様の石像を祀った祠にスズメバチが巣を作ってしまったのである。
鰐口のすぐ横であり、鰐口を鳴らしたら反応しそうなものだが、毎日お参りに行っている母親がなんともないのが不思議であるが。
台風で雨風が強くなってきたら、悪天候に紛れて巣に近づき巣を叩き落す計画である。
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8月26日は西国札所の松尾寺で月参り巡礼が行われた。
恐らく1000人を超える参拝者が訪問されたのではないだろうか。
日頃お世話になっている御縁でお手伝いさせて頂いたが、当日からいろいろなブログ、SNSに松尾寺の記事が投稿されている。
法要の動画には自分がしっかり映り込んでいて軽くブルーに。自分の姿は見たくないものである…
西国の月参り巡礼では月参り巡礼専用の印判が押して頂けるというので松尾寺の御朱印をアップされている方も多い。
私も御朱印をお手伝いさせて頂いたが、自分の拙筆がアップされるかと思うと公開処刑に近いものがある。
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しばらく前に公開された『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』という映画を観た知人に会ったら、思っていた内容と全然違ったのでがっかりしたとのこと。
空海様のことを中心に取り上げた映画であるかのように日本では取り上げられているが実際は違うらしい。
中国のタイトルは『妖猫伝』。同じ映画ながら全然違う印象である。
少なくとも御大師様メインの映画でないことは確かなようである。
忙しかった8月がようやく過ぎ、本を開くことが多くなった。
最近の読書のテーマは古代における水銀(朱)である。
水銀の用途としては赤色の顔料、防腐剤として遺体の保存、不老不死の霊薬、仏像の鍍金、白粉の原料、鏡の研磨剤などが知られる。
水銀の材料となる“丹”の産地として紀伊山地と四国が代表的だが、共に空海様が大きな足跡を残された地であることは興味深いと思う。
数日前に佐藤任「空海のミステリー 真言密教のヴェールを剥ぐ」(出帆出版)を読了。
真言密教のヴェールを剥ぐ…とは大げさな気がするが、真言宗のなかに水銀の精製を初めてとして古代の冶金技術、秘術的な錬金術の技法が関わっているというのが骨子で、細かいところでは異論はあるがこのテーマについて大きな示唆を得られた。
紀伊山地、四国と並んで丹に関する地名の多いのが若狭である。
若狭には御大師様の足跡は少ないが、丹(水銀)の文化が当地でどのように繁栄したのか明らかにできたらと考えている。
現在、使っているブログのサービスが来年で終了とのお知らせを頂いた。
多分、運営企業からのメールが届いているはずだが確認もせずに削除してしまったらしい。いつもコメントを頂く篤志の方からわざわざお知らせ頂き深謝。
数えてみると足かけ12年もこのブログサービス“はてなダイアリー”を使っていることになる。
できるだけ毎日更新することをこころがけていたが、ここにきて少し考えが変わってできるだけ毎日から時々更新くらいにペースダウンすることにした。
ブログを書いたおかげでいろいろな方とご厚誼を賜ったが、駄文とはいえ毎日のように更新するにはそれなりの労力がいるので、これからはその労力をもう少し別の形で使いたいと思う。
ブログの引っ越し先は“はてなブログ”というブログになるのであまり変わり映えはしないかもしれない。今後とも細く長く駄文を綴っていきたい。お暇な方はお付き合いいただければ幸いである。
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