彼岸の入 細胞美人 和菓子屋さん
本日は彼岸の入り。
本日から中日まで松尾寺の彼岸法要に出仕する。
暑さ寒さも彼岸までというがここ数日めっきり寒さを感じるようになった。
青葉山は標高が高いので外界よりも一層気温が低かった。
天候不順でお参りはやや少なかったが、松尾寺の大きな本堂でお勤めをしていると、毎回、有り難いという感動がある。
青葉山と松尾寺にはこの地の深い歴史や信仰の積み重ねを最も感じる場所のひとつである。
地元の方にもっともっとこのお寺にお参りしてほしいと感じることがある。
このお寺を知るというのはこの地の歴史を知るということなのに勿体無いなと思うのである。
- 作者: 松原英多,桜の花出版編集部
- 出版社/メーカー: 桜の花出版
- 発売日: 2018/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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知人に勧められた松原英多「“細胞美人”になるコツ集めました」(桜の花出版)を読了。
「細胞美人」といっても別に女性向けというわけではない。
専門論文や専門書などから健康になるためのトピックを集めたものである。
先日読んだ「未来の年表」でも日本がいよいよ超高齢化社会に向かうことは確実である。そしてこれからの時代はいよいよ流動化し、大きく、めまぐるしく変化していくにちがいない。
どんな時代や環境のなかにあっても心身が健康であることは変わらず価値を持つに違いないと思う。
テレビやネットには相変わらず偏った健康情報があまりにも多い。
現代の傾向として「たった〜するだけで」みたいな簡単なものが余りにも多い。
実際には健康というのはたくさんのポイントがある。本書は健康長寿やエイジングのためのポイントを要約したもので、特に最新の研究も取り入れられていて参考になった。
数日前に会議で大阪へ。
バスターミナルの手前になんばウォークというショッピングモールがあってあらゆるものを売っている。
小さな和菓子屋さんでお土産にみたらし団子を買った。
店の間口は小さいが切れずにお客さんが買い物におとずれていた。
定番のみたらしだんご、おはぎ、あんみつをはじめぶどうやパイナップルの入った大福などどれも美味しそうである。
買い物に訪れた人もとても嬉しそうに迷いながら買い物をしている。
店員さんも丁寧に応対していて感じが良い。
お客さんも店員さんもどちらもおだやかで、楽しそうで見ていて気持ちが良い。
みたらし団子を頼むと焼き上がった団子を蜜の入った容器に漬けて、これでもかというくらに蜜のかかった団子にしてくれた。
こういうお店に入るといつも感じるのは、お寺もこんなふうに喜んでもらえるお寺にしたいということである。
お寺はものを売っているわけではないが、訪れる人が笑顔で訪れて、笑顔で帰って行かれるようなお寺にしたいといいうことを時々感じる。
自分自身がいろいろな感情にとらわれて顔をこわばらせ、笑顔を失っていてはそんなお寺にはできそうにもない。
そう感じながら日々の忙しさのなかで自分を見失ったり、自分に固執していることがある。
どうしたらいつも笑顔でいられるのかと時々考える。
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