セコムさん バターナッツかぼちゃ 青の世界
兼務寺院と頻繁に往来しているが、先の豪雨により参道が崩落し、これまで通ることのなかった市道が唯一の通行路となった。
管理が不自由分なため、道路の両側は雑木、雑草が生い茂っている。軽いジャングル状態である。
これまでは動物が自由に往来していたのだろう。この道路を走っていると頻繁に動物に出会う。
鹿、イノシシ、キジ…
キジはとっさには飛べないらしく。人間に遭遇すると全力で走って逃げる。
丸い目を大きく開いて、体躯からすれば決して長くない足を高速で動かして必死に走る姿に笑ってしまう。
昨日は丸々太ったイノシシに出会った。ウリ坊から少し成長して縞模様が消え、“中坊”になったくらいのサイズである。人間に遭遇すると道路脇の茂みに逃げ込む。簡単に身を隠せるので人間など恐るるに足らずというところだろう。
警備会社のセコムがドローンで鹿を追い払うという実験をしているが、
最初は警戒しても実害がないとなると慣れてしまうのが野生動物である。
地元のイノシシなど車のヘッドライトで照らしても悠々と餌をあさっている。
もちろん大企業が安価で効果的な獣害対策を見つけてくれればそれにこしたことはないが。セコムさんに期待したところ。
【関連記事】https://www.secom.co.jp/corporate/release/2017/nr_20180328.html
法事に行った檀家さんから「バターナッツかぼちゃ」をもらった。
長いひょうたん型のかぼちゃである。加熱すると果肉が柔らかくなるのでスープにすると美味。
檀家さんからプリンにしても美味しいと教わったので早速、バターナッツかぼちゃのプリンを作成。
夕食の美味しいデザートに。
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最近、谷川健一さんの著書にハマっている。
「日本の地名」によれば日本海沿岸には<青>という地名が多くみられ。
死者に関すること、海人に関することが多いという。
当地とつながるものとしては若狭の『青郷』、『青海神社』『青葉山』『青戸の入江』などである。
青の世界というのは死後の世界に通じるものであるらしい。
青といっても明るい青(ブルー)ではなく、淡い、ぼんやりとした光の射す世界であるようだ。
古代人は死んだ人間はそういう薄明かりの世界で暮らすと考えていた節がある。仏教によって極楽浄土といった死後観がもたらされるよりも遥かに古い時代の感性である。
若狭には深い歴史が眠っているように感じる。往時の人々にとって死後(来世)は重要な意識であったはずであり、青を含む地名はその解明に大切な意味をもっているに違いない。
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