銀杯草 干天 立禅 塩田剛三VSケネディのSP
干天が続き、本日も真夏のような暑さだった。
植えたばかりのシダレレンギョウの苗がぐったりとしなびていたので慌てて水をやった。
銀杯草が満開である。
今年は開花の時期が長くなるように水と肥料をしっかりやろうと思う。
朝からパンパンとロケット花火の音が聞えた。
猿が来ているのか…と思ったら、近所の檀家さんから電話がかかってきた。
少し離れたところで猿を威嚇したら、こちらへやってきたので役所に通報しました…と律儀な報告だったので少し可笑しかった。
しばらくして参拝に来られた方が道路で猿に出会った…とびっくりされていた。
昼前に妻が「鹿がいるよ!」というので庫裏の外に出ると10メートルほど上の斜面で若い鹿がのっそりと何かを食べていた。人間がいるからといって逃げる気配もない。
夕方は斜面の雑木を何本か伐採して鹿にプレッシャーをかけたつもり。
斜面が急なので作業に手間取る。庫裏のすぐ近くまで雑木が生えこんでいて、木を倒したら薪置き場のトタン屋根に当ってしまった。
中国武術の立禅を若い頃熱心に修行された方から、その効能を聞いて少し興奮した。
その方は多い時で1日3時間近く立禅に費やされたとのことだが、道場で空手の組み手をやると相手の動きがスローモーションのように見えるのだという。
立禅が武術の訓練として極めて有効で意味があることは理解しておるつもりだが、身近に経験談を聞くと改めて関心が湧いた。
早く動くことを求める武術において、<ひたすら立つ>=<動かない>ことが重要であるというのはなんとパラドキシカルなことだろうかと思うのである。
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閑があるとYoutubeで動画をみている。
「私のボディーガードがその小柄な先生に立ち向かっていったところ、まるで蜘蛛がピンで張り付けられたように、苦もなく取り押さえられた。その後でボディーガードは 『今朝は食事をしてこなかったものですから』と言ってはいたが、食事をしてきたら勝てたとは言わなかった」(ロバート・ケネディ回顧録「世界訪問旅行」)
塩田剛三氏が来日したロバート・ケネディのSPをあっさり倒してしまうという愉しいエピソードが塩田氏の自伝にも載っているが、その時の模様が動画で観られる。
あまり画質が良くないが、1分30秒あたり、巨漢のSPが塩田氏と手を合わせ、2回、3回とはいつくばらされる。
画面左上のケネディ夫妻が最期には身体をよじって笑い、拍手しているのが分かる。やはり塩田氏は不出世の武道家の1人であろう。
氏の存命中、氏の手を取った相手が5メートルも飛ばされ鼻の骨を折ってしまったと…と友人から聞いたことがある。
- 作者: 塩田剛三,塩田泰久
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“Red Tails ”という黒人の空軍部隊の映画を見たら空戦のCGがかなり素晴らしかった。
そこからふらふらと勝新の座等市へ。
盲目という圧倒的ハンディを背負いながら強い…その強さが勝新の圧倒的な存在感でリアルであると同時に不気味ですらある。
「この。○くら野郎!」とか現代なら差別用語と一蹴されるような表現がポンポン飛び出す…
それにしても勝新の殺陣の迫力、スピード、凄みは素晴らしい。演出のアイディアも素晴らしい。
【冒頭の“うどん”が最高(笑)!】
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