冬のひまわり
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2011/07/21
- メディア: DVD
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プライム・ビデオ(アマゾン会員向けの動画サービス)で朝ドラの「てっぱん」を見つけて視聴しはじめた。
今から8年前(2010年)放映の作品だが印象に残っていた。もう一度観たいと思っていたのでプライム・ビデオで視聴できるのは有り難い。
尾道の風景の穏やかさ、人情の機微、俳優陣の演技の素晴らしさ…
視聴しはじめて葉加瀬太郎の奏でるテーマ曲「ひまわり」が心に響いて止まらなくなり何度も聴いている。
情感を強くかきたてるられるような、湧き上がってくる思いを感じる。
老僧もいよいよ床につくことが多くなり、親の老いの姿を目の当たりにしていろんなことを考えることが多くなった。
「ひまわり」を聴いていると8年前の元気だった老僧のことを思い出した。
常々怒られ、呆れられることも多かったが、親が元気であることの有り難さが心に沁みる気がする。
中国では陰陽五行の考えに基づき春夏秋冬に4つの色を配当して「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」という言葉が生まれた。
朝ドラの主人公のようなキラキラと輝く青春は夢のように過ぎいつしか昏き、人生の冬を迎える。
季節の春と冬が等しい価値を持つように、老いにもやはり大切な意味がある。
老僧の姿は老僧の最後の説法のような気がする。
いつかは老いて止む人生をしっかりと受け止め、悔いの無いように生きよ、努め励めと。
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