極上のピーナツバター?
お坊様のレストラン その3
黄な粉バターとプルーントースト
結婚して変わったのが朝食である。
老僧(父)はご飯じゃないとダメなので私もご飯一辺倒だったが、妻は朝はパンじゃないとダメなの で、私も朝食はパンになった。
私達夫婦は肉は食べない、いわゆる<フィッシュベジタリアン>である。
魚や卵はOKである。
ベジタリアンのひとつのポイントは肉以外の食品からいかにたんぱく質を摂るかということではない かと思う。特に豆料理のレパートリーが大切になってくる。
大豆を粉にした黄な粉は消化がよく保存ができてとても優れた豆の加工品だが、普通はおはぎなどの 和菓子くらいしか使わない。
パンにつけるものとして<黄な粉バター>がお勧めである。
黄な粉バターの作り方
1 電子レンジでバターと蜂蜜少々を柔らかくする。
2 ここに黄な粉を入れて混ぜる
とても簡単だが極上のピーナツバターみたいな味になる。
気温が高くて蜂蜜が固くなっていなければレンジで柔らかくするのはバターだけでいい。
黄な粉をたくさん摂ろうとして黄な粉をたくさん入れすぎるともたもたした感じになる。
一時期、凝っていたが<プルーントースト>である。
市販のジャムはとにかく糖分が多いし、正直いって何が入っているか不安である。
トーストに軽くバターを塗り、種抜きのプルーンを載せて食べるとバターの塩味と濃厚なプルーンの 甘味がお互いに引き立てあってとてもいい感じである。プルーンは鉄分が多いので貧血気味の妻は喜 んで食べている。