野菜と豆腐の餃子

          お坊様のレストラン

 今日も降ったかと思うと晴れるような一日。一瞬だがあられの降ったことも。
 それでも一日に何度か雨に濡れたもみじが陽に照らされる瞬間はしみじみと綺麗だった。
 紅葉もここ1週間がピークか。


 最近、何回か野菜と豆腐の餃子を作り、家族には好評だった。

 レシピは相変わらずいい加減。

 まず豆腐をつぶしたもの。絹でも木綿でも。
 一手間かけてフライパンで油を引かずにいってフレーク状にするとひき肉のような食感が楽しめる。
 
 白菜かキャベツが野菜の中心で、他にピーマン、キムチ、きのこ類、など適量。
 具財の味付けは醤油、ごま油少々、あればXO醤を加えるとそれらしい味になる。

 餃子の皮30枚でお椀に一杯くらいか。思ったより具は少なくてすむので具があまり過ぎないようにするのが注意点。

 大きめの平皿にラップを引き包んだ餃子を並べ、皿が一杯になったらその上に、さらにサランラップを載せてその上にまた餃子を載せていくと良い。作って時間が経つと具材の水分で皮が破れやすくなるので、時間をおかずに焼くほうがよい。

 フライパンを熱し、油を多めに引く。皮が意外に油を吸うようである。油はオリーブオイルにゴマ油少々を加えると良いと思う。皮にしっかり焦げ目がついたらお湯を入れて蓋をして蒸しあげる。水よりお湯のほうが良いと思う。

 皮が良く焼けたのが良い場合は蒸しあがって水分がなくなったところで油少々をたしてもう一度しっかり焼きをいれてもよいかもしれない。お好みで。

 タレはポン酢がおすすめ。500円くらいのやや高めのポン酢のほうがやはり美味しい。
 肉は入っていないがしっかりした味なのでさっぱりしたポン酢が合う。

 醤油、お酢、ごま油、一味、などでオリジナルのタレを作っても良い。
 オイスターソースや三温糖などを少量加えても。まだ試していないが魚醤(ニョクマム)なども合いそうである。


※ 皮が余ったらチーズを包んでオリーブオイルで揚げると良い。鍋に1センチくらい油を入れたディープフライで十分である。皮のぱりぱりした歯ごたえと、柔らかいチーズの組み合わせがとてもいい感じである。ただしチーズを包む時にきちんと閉じないと揚げている時にもれでてくるので注意。特に子供には大変好評である。
 具材が余ったら小麦を加えてお好み焼きのようにするか、炒めたところきざんだニラを入れて中華風の炒め物に。