オーラの出てるお店


 昨日は黄檗宗万福寺のそばにある妻の実家へ年始の挨拶へ行った。

 その帰り近鉄線の桃山御陵で下車して御香宮神社へお参り。

 最近まで神社でも合掌してお参りしていたのだが、2礼2拍手1礼が神社での正式な参拝と教えて頂きそのように参拝した。

 ところで最近、我が家で流行っているフレーズが

 「オーラが出てますっ!」

  である。

 入ったことのないお店でもなんとなく雰囲気がいいとか、お店の人の気合が伝わってくるような時に使う。別に江原啓之さんは関係無いし(笑)何かが見えるわけでもない。
何か感じて入ってみてもやっぱり普通のお店のこともある。でも直感みたいなものを大切にするのはとても大事なことだと思っている。

 最寄り駅のそばの商店街を歩いていると小さなパン屋さんが眼に止まった。
何十年も前からある店の佇まいで、どれも美味しそう。しかも安い…他の店とは何かが違う感じがする。


早速、幾つかのパンを買う。店番をしていたのは親切そうな年配の女性だった。
カウンターには最近では見ないような大きな年代物のレジスターが置いてあり。それでお金を計算するのかと思ったら、レジスターの手前に小さなソロバンが置いてあって、それにて計算…心が和みました。

 シンプルな卵のサンドイッチを食べてみたら、卵のマヨネーズ和えの中に茶さじ一杯くらいの胡瓜のみじん切りが入ってた。スライスした胡瓜が卵と一緒にはさんであることは多いが、胡瓜から水分が出てべたべたすることが多い。ごくごく僅かの胡瓜、それも1、2ミリのみじん切りを卵の混ぜることでサンドイッチの味が断然美味しくなっているのを感じた。なかなかたいした工夫だと思った。


 どこでもそうだと思うが、私達の地元でも商店街はさびれて元気が無い。
 小さくても気合や工夫や心意気の伝わってくるような店が無くならないでほしいなと思う。