あれこれ話

時々、youtubeでお笑い系を見るようになった。最近、面白いと思ったのはアジアンという女性のコンビ。

馬場園(ばばぞの)さんというボケの女の子の落ち着きっぷりがスゴイ。躊躇なくスッと自分のワールドに入って行く。リズム感や音感もいい様子でそれがいい感じで笑いに反映している。関西のコンビなので関東の人の印象は未知数だが、ハマると面白いですよぉ…


気分転換には隣町のBOOKOFFに出かける。

すごくいい本を105円で買えた時の嬉しさといったら…だが最近はなぜか小説が読めなくなりもっぱら実用書やマンガなどを良く買う。先月、105円で買ったのは野崎洋光さんの「名人板前日本料理の秘伝」(講談社+α新書)。「とく山」「分とく山」の総料理長の手による料理書。秘伝というと難しい感じがするが、普段の食事に応用できるヒントがどっさり載っている!

最近は一汁二菜に飯三膳くらいの食事で十分な気がするが、美味しい家庭料理は食べたい。この本からはその気になれば素人でもできる丁寧な下ごしらえがとても大切と教えられた。

下ごしらえで思い出した話がある。

数年来、5月に広島にあるお寺の手伝いをするのが恒例なのだが、本山での同期生に会えるので同窓会気分である。泊めて頂く旅館で出して頂く郷土料理が絶品である。

「もぶり飯」というまぜご飯と「アラうどん」である。特に私は「アラうどん」の大ファンである。
鯛のアラでダシを取り、味付けは醤油だけというシンプルな料理である。どうも最初にアラを熱湯で処理するのがポイントらしい。魚介類を鍋ものや煮物にするときは熱湯で下ごしらえすることで随分、味が変わるようである。詳しくは是非、本書を読んでみて頂きたい。一度、この「アラうどん」を家でも作ってみたいのだが、沢山の鯛のアラというのがなかなか手に入らないのでまだ実現していない。

夕刻からまた雪が降り始めた。寒くなると熱いうどんや鍋物が恋しくなる。

最近、微妙に指先が冷える感覚がある。そういえば2週間ほど生姜入りの紅茶を飲んでいないことに気付いた。
紅茶にすりおろした生姜とハチミツを入れたものだが体が温まるし、胃にも優しい感じがする。クイズ番組でアルピニストの野口建さんが山で飲む飲み物は?という問いがあり、正解がこの生姜とハチミツの入った紅茶だった。少し前に東洋医学の記事で紅茶は体を温めるとも書かれてあった。やはりこの生姜入り紅茶というのは体を温めてくれるらしい。

まだまだ寒い時期が続く。やはり温かい食べ物と飲み物。そしてお笑いは欠かせない…