ブックオフの快楽

昨日は久しぶりに隣町のブックオフへ。

ここ半年ほど本を読まなくなっていたのだが、久しぶりに20冊近く買った。ブックオフでスイッチオン状態である。

マンガは「銃夢LastOrder」1−3巻、(木城ゆきと)「将太の寿司 夢のツケ場編」(寺沢大介)、「伊庭征西日記」(森田信吾)を買う。

雑誌、ムックでは「別冊一個人 魚市場の朝ごはん」(KKベストセラーズ)「セオリーvol3 サービスの花道」(講談社)「機動戦士ガンダム 一年戦争全史 上」(学研)「大人のガンダム3 」(日経BP)「図説 ブッダ」(河出書房新社)「マンダラ 神々の降り立つ超常世界」(学研)

文庫、ハードカバーは白洲正子明恵上人」(講談社文芸文庫)、末木文美士「日本仏教史」(新潮文庫)、西園寺正美「真理の法則」(白光出版)

総額約3000円也。相変わらず雑然とした読書…

銃夢」の本編を読んだのが随分前なので、話が少しつながらない。
作者のシニカルなところと健全なところのバランスが微妙であり魅力である。
ナノテクノロジーに関するアイデアは人類の意識の変容を考える上で避けては通れないだろう。頭を開けてみたらとっくに脳は切除されていて小さなチップが入っていた…というのは相変わらず怖い。

森田信吾は「明楽と孫蔵」以来久しぶり。主人公は実在した心形刀流(しんぎょうとうりゅう)の天才。「最後の剣客」山岡鉄舟が子供扱いされたというからスゴイ…

マンガを一気に読んだ後、白洲正子の「明恵上人」を少し読んだ。
文体というか、文章の香りが小林秀雄に良く似ているので改めて驚く。
じっくり読みたい本である。

「サービスの花道」も面白い。
お寺も視点を変えればサービス業であることには変わりない。サービスについていろんな切り口から書かれていて、お寺にとってもヒントになるところが多い。ふとコンビニで10年以上アルバイトしたことを思い出した。最後まで怒られ続けたできの悪い店員だったなあ(笑)


ちょっと調子に乗りすぎたかもしれない。ガンダム本を読んだせいか昨日の夢にモビルスーツが出てきた…