地産地消への道
【のんびりしてられない日記】
WEB浮世絵という素晴らしいホームページを作って居られる一風斎さんはブログも書いて居られて、いつも楽ませて頂いている。数日前は中国産の食品の実態についてあるメルマガを紹介し、それについて書いておられた。その内容はとてもショッキングなものだった…
今日、たまたま見た産経新聞の記事にはそもそも冷凍食品についてはサンプル検査そのものをこれまで実施していなかったと書かれていて、かなり気持ちが暗くなった。
今後、食の安全を求めて国内で生産された食材で食生活をまかなおうとすると、食費は高騰してしまう。安全でコストの安い食材を求めるひとつの方向は地産地消である。
農業を営んでいる檀家さんが多いが農業はとにかく引き合わないという声をよく聞く。
いろいろな複雑な理由があるのだが、ひとつだけ問題点を挙げれば、生産された農産物の恐らく3割以上が規格外とされて販売できないのである。
規格外というのは決められたサイズに対して大きすぎる、小さすぎる、形が不ぞろい、などというもので味覚や栄養にはなんら関係がないのである。
地産地消を進めるためにはこうした規格外の農産物をスムーズに流通させるシステム作りが必要になってくる。
食の安全のためにはもはやのんびりしていられない。