読書に大切な○○

 今日は中古書店「復活書房」にてマンガと新書を中心に20冊ほど本を買う。お盆休みの締めくくりである。
 合計4725円。安いっっ!

 マンガでは「濃爆おたく先生2」「金魚屋古書店6」「わたしはあい1」「同2」「こわい童話」を一気読み。
 やはり読書にマンガは欠かせない。
 日本のマンガは最高である。

 昨日、隣町のブックオフ芳崎せいむ氏の「テレキネシス」(小学館)を買い、良かったので今日は同じ著者の「金魚屋古書店6」を買ってみた。
 登場人物の<挫折からの回帰>が大きなテーマなのだが、絵柄がきっちりしているようでどこかほんわかしていて体温のようなものを感じる。
 細かいものがごちゃごちゃと集まっているのを描くとき、不思議な情熱のようなものも。
 なかなか気になる漫画家さんである。

 新書で面白かったのは渡辺照宏「お経の本」(岩波新書)。
 般若経密教経典の部分をパラ読みした。
 まえがきに「読書ならお経が一番だ、と私は誰にでもいう」とあるが、作者は高名な仏教学者である。1967に初版の出た古い本なのにとても読みやすい!不思議と柔らかい印象の文章である。

 インドから大部の経典を持ち帰り翻訳した玄奘は有名だが、その玄奘に遅れること10年ほどしてプニヨーダヤというインド人の僧侶が玄奘の2倍以上の仏典を中国にもたらしていて、この翻訳が完成されていたら中国仏教は大きく変わっていただろう…とある。
有名な話なのだろうが浅学にして初見であった。まことに興味深い。
 この本はコンパクトにまとまっているが、他にもいろいろと面白い指摘が多い。

 <中古書店><マンガ><新書>は私の読書にとって大切なキーワードだが、読書にとってもうひとつ大切なのが<視力>である。

 以前は続けて本を読むと眼の疲れがなかなかぬけなかったが、気功家の山口令子先生※に教わった眼のストレッチをやるようになってから眼精疲労が一気に楽になった。
 この気功は今春、健康雑誌「壮快」(マキノ出版)5月号に紹介されて大きな反響をよんだそうだが、最近はこの気功法を眼の健康管理に取り入れるようになって、パソコンや読書で溜まった眼精疲労を翌日まで持ち越すことがなくなったので有難いことである。


 お盆休みの締めくくりで買ってきた本はまだまだ残っているのでしばらくは楽しめそうである…

 ※【山口令子】 
 気功家。ジャーナリスト。
 気功麻酔の大家であるの中国の林厚省氏に師事した経験を持つ。
 「気には無限の力がある」(三笠書房)にて日本で初めて中国の本格的な気功を紹介。
 
  <気の世界 アイズワイズ気功教室>    http://www.kinosekai.jp/
【気の法則.COM】http://www.kinohousoku.com/