京都駅の雑踏
昨日から泊りがけで京都へ。
まだ紅葉には早いが駅周辺は大変な混雑である。
昨日、知人と京都駅の近辺でお茶を飲もうと思ったがどこも満席である。
八条口に向かう地下通路にホテル系の「メイフェア」というカフェがあり空いていることが多いのだがここも満席である。(ちなみにここのチョコレートケーキはかなり美味しい)
仕方なく地上に出て郵便局そばのベローチェに行った。
やはり満席だったが席数が多くて回転が早いのでなんとか座ることができた。ここは元気のいい店員さんが多いのもいい。もちろん値段が安いのも。私にとっては困った時のベローチェである。
今日は山寺に帰る前に八条口へ。
この近辺にあった近鉄系のお店が完全リニューアルしたのである。
かってはどこか昭和の匂いのした八条口だが、全く印象が変わってしまった。
新しいのでカフェなどのお店が空いているのが嬉しい。私の大好きなUNIQLOやセブンイレブンまである。
少し前には八条口に向かう連絡通路もリニューアルしてSUVACOという施設ができた。
レストランと食品店が中心でイートインできる共有スペースのあるのが便利である。
駅近辺のリニューアルは多いに結構なのだが品川や新宿とどこも雰囲気が変わらない気もする。機能的で清潔でどこか無機質な感じである。果たして良いのか悪いのか…
そもそも近代建築の典型のような京都駅の存在が私には京都に似つかわしくない気がしている。駅近辺にビックカメラなどの家電量販店がやたらに進出しているのも。
京都風に言うと「もっさりした」京都タワーの姿が見えるのが救いである。
山寺に帰ると、玄関先でコオロギが鳴き、山奥からは鹿の鳴き声が悲しげに聞こえてきた。便利で機能的なのがいいのか、不便でも情緒のあるのがいいのかはなかなか難しい問題である。