秋の点景

夜の九時ごろコンビニに車で出かけて、お寺の手前まで来たとき、お寺の畑の回りに何やら茶色い生き物が見えた。車が近寄るとヘッドライトに照らされてイノシシと分かった。瓜坊と大人の中間くらいだろうか。そこらの犬よりは遥かに大きく逞しい。運転していた妻は生のイノシシを初めて見たので少し興奮…



昨日は住職がダンボールに一杯の柿の実を採ってきた。
渋柿なので干し柿にするのだと張り切っていた。
もっともこの山寺は湿度が高くて干し柿作りに向かないので、兼務している山寺まで持っていくことになりそう。ご苦労なことである…




庭木を粉砕するというガーデンシュレッダーというものをホームセンターで買って、試運転してみたが、細い花木を入れても直ぐ止まってしまう。「直径25ミリまでOK」という謳い文句はどう考えても看板に偽りありである。返品するか思案中である…



妻と二人でお灸が密かなブームとして進行中。商品名は「せんねんきゅう」である。
お灸も初心者用からレギュラーへとレベルアップ。同じお灸なのにすごく熱いポイントと全く熱さを感じないポイントがある。やはり身体の冷えや凝りと関係があるらしく興味深い。二人とも最近は手馴れてきて、事務的な手つきで黙々とお灸を据えていく。なんかちよっと怖い光景である…昨日は燃えていお灸を凝視していたら、無意識に印象が残ったらしく、その夜はお仏壇が火事になる夢を見た…



境内の向かい側にある鹿原公園に行くと、モミジが少しだけ紅葉し始めていた。