祭りの後はブックオフ


 本日は曇り時々晴れ。

 今日は今月で最も参拝者が多い日だった。
 今年のもみじは例年より早く散り始めているようである。
 明日の予報は降水確率80%であるから人出は少なくなるはず。
 本日が11月のもみじ祭の最後の賑わいになった模様である。

 兼務しているお寺が毎年行っている大根炊きも大好評。
 最近はおぜんざいと並んでもみじ祭りの名物になりつつある。
 普段は接客の仕事などしていない農家のオジサンたちが奥さんから借りた可愛いエプロンをつけているミスマッチな姿を見るのが毎年の楽しみである。

 マニアックな表現をすれば「北斗の拳」で拳王の手下が宿屋のおばあさんに変装した時を彷彿とさせる…

 そんな檀家さん達が一生懸命、お客さんを呼び込んだりしている姿を見ていると頼もしくも有難いなあと思ったりする。


 土曜日は友人のご夫婦が大阪から遊びに来て下さった。
 てっきり車で来られたと勘違いして、お寺の畑でとれたサツマイモや柿を袋に詰めてお土産にしたら後から車ではなくJRでこられたことが判明、大阪まで重いお土産の袋を持たせて大変申し訳なく思った。

 本日はお寺に手伝いに来るはずの甥(中3)が休み。
 友達とプロレスをやっていてケガをしたので家で寝ているとのこと。
「どうせ漫画を読んでるかゲームしてるはず」と妹の姪(小6)に言うと
「当たり!レベルが同んなじだから良く分かるね」
 とキツイ一言…

 私は子供の相手をすると何故か同格に扱われる傾向がある。
 子供にイジられるというか、少なくとも尊敬の対象になったことがない。

 夜は久しぶりに隣町のブックオフへ。
 私は昔から沢山の本や漫画に囲まれると心が和むのである。
 東京に居た頃は同じブックオフのファンの友達と一日乗車券を買って、都内のブックオフをハシゴしてたりしたこともある。

 トイレを借りたいと言ったら店員さん用のトイレを貸してくれた。
 カウンターの裏側を抜けると通路の両側が天井まで届く本棚になっていて漫画がぎっしり。それから整理が済んでいないらしい。ダンボール詰めの漫画や本がどっさり積んであった。
 うっとり眺めてたら店員さんに挙動不審の眼で見られた…

 本日の収穫は…

 天沼俊「戦空の魂 1」(集英社
 杉浦守 原作:押井守犬狼伝説  紅い足痕」(角川書店
「週間朝日増刊号 漢方 2007」(朝日新聞社
「夢見る動物達 田中光常写真集」(講談社


 漫画を買って喜んでいるようでは、当分、甥や姪の尊敬を得られそうに無い…