毎月100万円の定額給付金を貰える人達

【のんびりしてられない日記】



境内の奥にある梅林に剪定に行っていた住職が帰ってくるなり「梅林に回りに数十匹の猿がたむろしていた」と報告。



梅林の横には20メートル以上の断崖があるのだが、その絶壁に生えている松の木の上で猿同士が喧嘩していたそうである…


昼食を食べていると、突然飼い犬のトモとバロンが鳴き始めた。

どうやら猿の群れが近づいて来たらしいが、庫裏の外に出ても我々には全然、その気配は感じられない。


猿を追うことでは定評のあるトモを鎖から放つと、トモは山の中へ消えていった。
1時間ほどして帰ってきたトモは顔中に引っ掻き傷を作って帰ってきた。猿とやりあったらしい、相変わらずグッジョブなトモである。



産経紙上に市原すぐる氏が風刺漫画を書かれているが、7日のもなかなか秀逸だった。


泡を吹き出している缶ビールに憤激する渡辺喜美の顔が描かれていて下には「党質?%オフ」の文字。缶に手を掛けて揺すっているのは民主党関係者で「ちょっと揺さぶればこんな具合」それを遮っている自民関係者は「そんなので泡をくったりしないよ」とある。コピーは「近日、第3のなんとかって売り出すらしい」。



渡辺氏の行動には多くの国民が冷ややかなのではないだろうか?
与党が劣勢の時局での離反騒ぎというのは理解に苦しむ。氏にとっては十分な理由や目算があってのことなのだろうが…



お金を使わないと経済は回らないが、今回の定額給付金が実施されて、果たしてどれだけ効果があるか素人が考えても不明瞭。


むしろ、この時局を契機として改めて政治にまつわるお金を明瞭に、そして納得いくものにして頂きたい。

国会議員の歳費(給与)は年間2230万円だが、毎月「文書通信交通滞在費」なるものが支給される。これが毎月100万円である。


この「文書通信交通滞在費」は使途を報告する義務もなければ領収書もいらないのである。これってスゴイ話である…


この手当ての使途は国会議員の交通費でもあるのだが、国会議員はこの「文書通信交通滞在費」とは別に新幹線のグリーン車から在来線特急の寝台車まで自由に載れる「JR乗車パス」が支給され、さらに日本全国の地下鉄、バス、私鉄の殆どが無料になるパスが支給される。毎月4往復以内なら飛行機もタダである。


それだけではない、国会と議員宿舎の間には議員専用のマイクロバスが用意され、黒塗りの公用車200台以上が利用できるのである。なんでこの人達に交通費を払う必要があるのだろうか…


交通費をはじめとする必要経費は実費で精算すべきである…こんなこと当たり前ではないだろうか?


渡辺氏が造反される理由は私には良く分からない。

それより渡辺氏も、劣勢にたつ与党を調子良くこき下ろしている野党の皆さんも国家議員として等しく恩恵にあずかっている制度そのものがあまりにも不合理というか、一般国民には納得いかないものがあることを早く気が付いてもらいたい。



【参考文献】

呆れる議員特権 信じたくないホントの話

呆れる議員特権 信じたくないホントの話

「呆れる議員特権」阿部力也河出書房新社
※ 著者は議員秘書、国会議員経験者であり、本書は信じがたいような議員特権の数々を明らかにしている点でなかなか優れた本だと思われる。腹を立てたい方は是非ご一読下さい。
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