「アース」を観終えて

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2日ぶりに雪が降り始めた。積雪はそれほどではないが冷え込みが厳しい。

午前中、玄関前の雪かきの手を休めて一息入れていると、裏山から…コツ、コツ、コツ…コツ、コツ、コツ…と樹を叩く音が聞こえる。啄木鳥（キツツキ）らしい。そういえば雪の晴れ間にはさかんに小鳥の鳴く声が聞こていた。どの鳥も懸命に餌を探しているようだった。雪の中で生きていくというのはなかなか大変である。

私は手紙を書くときに僧名の下に「九拝」という言葉を付け加える。そのほうが丁寧かと思っているのだが、今年貰った年賀状には「ぶろぐ坊九拝　様」というのがあった。「九拝」を名前の一部だと思われたらしい…
また名前の下に「○○○○拝」と書くことがあるからだろうが「ぶろぐ坊九　様」というのもあった。
今年からは相手がお坊さんでない場合は「九拝」は廃止にしようかと思っている。

昨日に引き続きドキュメンタリー映画「アース」の後半を観た。

それにしても…スゴイ映画である。

北極、赤道、ヒマラヤ、南米…撮影は世界中に及び、局地で暮らす動物たちの姿を克明に捉えている。
日本のNHKのドキュメンタリー番組も世界的に高い評価を受けているものが数々あるが、この「アース」には脱帽である。

自然の中で懸命に生きる動物を見ていると、＜感動＞とか＜笑いと涙＞とかいったテレビ番組にありがちな視点が随分と表面的だなあと感じずにはいられない。

生きるとは真剣なことであり、それは本当に素晴らしいことなのだと思わずにはいられない。

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